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SYTAR 2018【ヨガセラピーシンポジウム現地レポート】⑩

2018年06月17日 | その他

リハビリ施設にいかにヨガを導入したかに加え、研究調査も取り入れた発表でした。

投薬時や検査時に心を落ち着かせること、体力が著しく落ちている時のケアに、呼吸が有効である、という実感からヨガが始まりました。患者さんのレベルに応じては、椅子につかまったポーズなども行います。

ヨガセラピストが担当するケースと、PT, OTなどの医療従事者が提供する二つフレキシブルな体制をとったのが、秘訣だったようです。

その中でとても大切なこととして、
「皆が同じ言葉を使うこと」
「患者さんにはNO (ヨガをやりたくない)」という選択があることを伝えること。
一つ二つでも良いので、生活の中に取り入れるホームワークを共に作ること

が挙げられていました。


SYTAR 2018【ヨガセラピーシンポジウム現地レポート】⑨

2018年06月17日 | その他

これは、かなり歴史的な瞬間です。

2016年、当協会が設立した年の1月に、ヨガアライアンスはRYT資格のもとにおいて「ヨガセラピー」という言葉の使用を制約する声明を出しました。
https://yoga-medical.org/etc/868/
それから2年、ヨガアライアンスの幹部がヨガセラピーシンポジウムの壇上に上がり、これからはヨガアライアンスはIAYT(国際ヨガセラピスト協会)と協力できることを探りながらヨガのさらなる普及と教育に貢献していきたいというスピーチをされました。

会場からは大喝采が起こったのはいうまでもありません。
正式な声明については、双方からの公式見解がでたのちに協会からも参照いたします。

今年のカンファレンスでのキーワード、Unite in Diversity ( 多様性の中の絆)がこの場でも引用され、協力し合うことの大切さを国境、流派、組織を超えて確認しあったひとときでした。


SYTAR 2018【ヨガセラピーシンポジウム現地レポート】⑧

2018年06月17日 | その他

【アメリカ🇺🇸軍のヨガ】

ヨガセラピーの歴史において、退役軍人の方々をケアするヨガは早くから組織も作られ、活動が広がっています。
CIC(コモンインタレストコミュニティとよばれる勉強会)に関するレポートでも書きましたが、アメリカ軍の保健室の先生としてヨガセラピストが必要とされています。
最もストレスを強いられる職場に置いて、そのストレスやトラウマ対策に莫大な予算がかけられてきました。そんな中、ヨガはコストがかからない割に、確かな効果がある、ということが参加者の実感として参加率に反映されてきているといいます。

そして、兵士たちの脳に起こっていることにヨガが何ができるのか、という理論的裏付けも説明資料として用意されています。

日本でも非戦闘地域から帰還した自衛隊員の方の心のケアは急務です。
岡部個人のコラムの引用をお許しいただければと思いますが、ヨガが癒しになればよい、というだけの問題ではないことを知っていただきたい、という想いを込めて、ここにレポートさせていただきます。

http://medical-yoga.luna-works.com/column/archives/1703


SYTAR 2018【ヨガセラピーシンポジウム現地レポート】⑥

2018年06月17日 | その他

朝の7時から、4部屋に分かれ、様々なテーマでのモーニングプラクティスが行われます。

この部屋では、マルマ、アーユルヴェーダ、ムドラ(手の印)を活用した、ヨガで、主に糖尿病など代謝に問題がある方向けのシークエンスを体験しました。

インシュリンという言葉はもちろん出てこず、消化の力を高めることと、体のめぐりをよくし、神経系を整えること、ということに向けた、ポーズや呼吸法を行いました。

前日のTimothy McCall医師のクラスでのテーマと重なるのですが、セラピーとしてクラスを伝える際に、インドの身体観や哲学、ヨガの専門用語を持ち込むのではなくそれを学んだ上でなお、それらがインドに伝わる伝統的な理論的な土台であることを理解した上で、誰もが知っている理論、例えば呼吸の浅ささや、めぐりの悪さ、姿勢を正していきましょう、と、普通の言葉で説明ができること、それがメディカルヨガを伝える能力の一つであると感じました。


SYTAR 2018【ヨガセラピーカンファレンス現地レポート】⑤

2018年06月17日 | その他

CICと呼ばれる、Common Interest Community では、6人の発表者が12分ずつ6つのグループを回って口頭でプレゼンをした後、7分間皆でディスカッションを行います。

その一つ、職業としてのヨガセラピスト・キャリア構築、というコミュニティではヨガセラピストの存在意義とは何か、提案書の書き方、コーチング、マーケティングなどをシェアしてもらいました。

中でも印象に残ったのは、国防省職員やアメリカ軍の心と体をケアする、いわば保健室の先生の領域に、ヨガセラピストが必要とされていることでした。