協会について役員・組織

HOME / 協会について(役員・組織)

役員

代表理事
岡部 朋子 (ルナワークス代表 Certified-IAYT、E-RYT500)
理事

石井 正則(JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長)

奥村 麻里(Studio My Luggage 主宰)

新見 正則(帝京大学医学部外科准教授)

(50音順:敬称略)
監事
内野 直己(Bel-Cielo 代表取締役)
運営事務局

山崎 航

石井 及子

医療普及部

新 隆文

松原 昌代

福田麻衣子

広報部
ホーバン由美子

組織図

役員挨拶

新見 正則
帝京大学医学部外科准教授
日本ヨガメディカル協会 理事

西洋医学の進歩を受けて平均寿命はこの100年間で約2倍に延長しました。そしてエビデンスがある医療が行われ、そしてガイドラインが作成され、医療の均霑化(きんてんか、どこでも同じ水準の医療が受けられること)が計られています。それは実に素晴らしいことです。
しかし、エビデンスとしてはなかなか捉えられない努力も実は必要だと医療者は感じているはずです。均霑化されたがんの治療を受けていても、予後に、そして残された人生に相当な差があることを実臨床医は肌で感じています。そんな体や心に良いことのひとつがヨガであろうと思っています。

岡部朋子さんが僕の外来に最初に来たときに、僕は医療現場におけるヨガの魅力をひと言でいうと何ですと尋ねました。すると彼女は、「呼吸をしていれば、誰でもできます」と答えました。「すると寝たきりの人でもできるのですね」と重ねて尋ねました。
そして「もちろんです」と即答されました。これが、僕がヨガをやってみようと決心した端緒です。そして自分でやってみて、そして患者さんに勧めてみて、ヨガの良さを体感しました。

次にやるべきことは、この医療にとって間違いなく有効な手段のひとつであるヨガをどうやって広めるかです。そこで直感的に感じたことは、ヨガの言葉を使わないヨガです。もちろん教える側がヨガの本質を理解していることは必須です。しかし、教わる側にその必要はありません。まずやってみる。素晴らしさを体感する。そして人生がより豊かになる。そんな役割をヨガで果たせればいいですね。
そんな思いで、そんな思いを共有した有志が集まって、立ち上げたグループです。是非、多くの方々に興味を持って頂き、そして患者さんにその歴史的叡智が還元され、そして病気にならない体や心が育まれることを祈っています。

石井 正則
JCHO東京新宿メディカルセンター
耳鼻咽喉科診療部長
日本ヨガメディカル協会 理事

わたくしがヨガを始めたきっかけは、自分の意志ではありませんでした。どちらかというとヨガには心理的に抵抗があった人間でした。しかし、いまから10年以上も前に大病を患い、その治療に対して諦めかけていたときです。回復のきっかけをつけてくれたのがヨガだったのです。ヨガをするたびに体も心も少しずつですが明かに回復する自分がいたのです。まさにわたくしのヨガのスタートとなる原点がメディカルヨガそのものだったのです。

その実体験があったため、ヨガの医学的な良さを拡げていこうと決心し、スタジオヨギーで公認インストラクターとなったのです。実は、本格的にヨガを始めた始めの頃の話ですが、前屈しても膝下までしか曲がらないわたくしでしたが、丁寧に辛抱強くヨガを教えてくれたスタジオヨギーの先生たちのおかげで、いまでは大半のアーサナ(ポーズ)が出来るようになり、皆様には心から感謝しています。

現在、わたくし自身は医者をしながら自分の病院の院内ヨガとうつ病の病院でヨガを教えておりますが、そこでもヨガを終わった後の皆さんの元気な笑顔を見るとやはりヨガの心身に与える影響力は素晴らしいと感じています。 最近、米国では、急速な勢いで200以上の病院が本格的に医療の中にメディカルヨガを取り込み始めました。これは今後さらに拡大していきます。病気そのものの治療というより、その治療を妨げず、支えとしての補完的な力を与えることが出来るからです。


うつ病患者さんに対するメディカルヨガ
(心療内科病院:楽山において)

さらに米国を中心にヨガに関する多くの医学的な研究報告が出て来ています。例えば、不安障害、睡眠障害、ストレス対策、うつ病、緩和ケアー、更年期障害、出産前の運動療法(マタニティヨガ)、さらには、動脈硬化、高血圧症、糖尿病など、いわゆる成人病の予防、認知症の予防など、将来への予防的介入の研究も始まっています。がん患者さんの精神的なサポートにも有効性が報告されています。 日本は世界の中でも急速な勢いで超高齢化社会に突入しています。元気で健康な老後を暮らせる方法を学べることはとても大切です。日本ヨガメディカル協会が考案しているメディカルヨガは、このような元気を優しいシステムで提供します。

地域住民の健康向上だけでなく、大学病院、総合病院、緩和ケアー施設、クリニック、リハビリテーション施設、精神科病院、介護施設など、多くの医療施設で、この安全なメディカルヨガが展開されると考えています。

謝 辞
協会設立時に理事として多大なるご協力をいただきましたヨガ雑誌 Yogini 編集長 橋村 伸也様に
心より感謝申し上げますと共に設立時に頂戴しました橋村さまのご挨拶文を掲載させていただきます。
橋村 伸也
雑誌 Yogini 編集長

ヨガとは、心と身体を整え、そして自分らしさを取り戻すためのエクササイズです。
そこには、呼吸法、座法(ポーズ)、そして瞑想法(メディテーション)があります。
これらを上手く用いる事で、心もすっきりと、身体も楽な状態を作り、考え方や、思考のクセ、自分のあり方や考え方などを客観視することができるようになります。

ただ、これまでは、ヨガの良さを伝える時に、「なんかいいよ!」という曖昧な表現でしか相手に伝える事ができなかったのです。私は、このヨガの“漠然とした良さ”を理解した上で、そこにとどまらず、なぜいいのか? どういいのか? どうなるのか? ということを、より明確化してこの素晴らしいヨガというものを、多くの人に安心して受けてもらいたいし、さまざまな問題に対してヨガができる解決法を見い出してもらいたいと思っています。

ただ、ヨガで大切にしているのは、最終的には、心や身体を状態を整えて、人が持つ“気”や“エネルギー”を整える、高めるということです。
残念ながら、人間が、人間の持つ能力の深さや種類、効果について、また現在の科学や技術がすべてを解き明かすことはできないでしょうが、少しでも、多くのデータから傾向を知られたらと思っております。

ヨガメディカル協会に関しては、ヨガを用いて、さまざまな病や症状に対して予防すること、また病や症状に対して困っている人に対して、ヨガを効果的に用いてもらいたいという想いや医療現場の側にヨガがある環境や状況を作っていきたいという想いがあります。
必要な人に、必要な技術や、助け、そしてエネルギーが届くことを期待して、この協会発足のお手伝いをしたいと思っております。