医療とヨガセラピーヨガセラピー導入事例

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獨協医科大学越谷病院
リプロダクションセンターさま

獨協医科大学越谷病院 リプロダクションセンター様では、不妊治療の一環としてヨガセラピーの講座を開催されています。当協会から不妊治療をサポートするヨガの指導者として活動している講師が指導に当たられています。
ヨガセラピスト講師患者さまへ

妊活ヨガ&ピアカウンセリング
トライアルクラス

開催場所
獨協医科大学MIRAIステーション
開催枠と参加人数
2019年6月-10月 計4回 2時間
①椅子ヨガ②グループカウンセリング 合計9名参加
対象者
患者さまから希望者の方からの申し込み
担当講師
わたなべまさよ先生

導入への経緯

獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター長の杉本公平教授は2004年から不妊治療ケアに取り組まれている不妊治療の第一 人者です。かねてから杉本医師にはヨガセラピーの有効性にご賛同いただいており当協会のメディカルサポーターにもご就任いただいており ます。病院で患者さま対象に不妊治療向けヨガセラピーの講座を開催するにあたり、杉本医師には様々な方面でご尽力いただきました。

実施に至るまで

ヨガというものへのイメージ
病院側では・あやしい 、・宗教っぽい、・そもそもヨガって何なのか分からないなどヨガのイメージが様々なようでどんな ヨガなのかと心配される声が多かったです。
資料を作成しスタッフの方向けに説明に伺うこともありました。
開催と参加者募集について
病院のスタッフの労力を最小限にするため、病院との契約ではなく、病院から場所の提供をいただき開催させていただく形とし、病院に案内を掲示していただくなど、患者さんへの広報にご協力いただきました。
また、診察室にメディカルヨガ、妊活ヨガに関する書籍も置いていただきました。

妊活ヨガを開催する上での工夫点

不妊治療に取り組む方が焦りや不安な状態におられる中、全身を動かして発散してから、落ち着いた状態で体や心を労わる感覚を体感していただくクラスです。そして「ご自身の妊娠できる力」を信じていただけるようになることを狙いとしています。
ヨガが初めての方が多く、呼吸法から丁寧にお伝えしました。一度ヨガをしても劇的な変化はありませんが、体感していただいた心地いい感覚をご自宅で無理なく取り入れられるよう、簡単なポーズや呼吸法を行うよう心掛けました。

1. 椅子ヨガ

いつでも簡単な行えるポーズです。呼吸法、ストレッチ、骨盤底筋群の意識の向け方、ご自分をいたわるイメージ方、意識的な身体のゆるめ方などを行います。

  • 膝うら伸ばし

    筋肉を刺激してむくみ、冷え対策、下半身の地のめぐりをよくします。

  • 脇腹伸ばし

    腰からわきの下を伸ばして左右差を調整します。
    旨がのびて深い呼吸になり、気分もリフレッシュします。

参加者の方の感想

よく眠れた / ヨガの間はモヤモヤが消えた /
リラックスできた

2. グループカウンセリング

妊活中に感じている思いを話し合います。対面カウンセリングは敷居が高いと感じられている方、妊活の話が周りにしにしづらいと感じられている方、少しでも不安を感じている方などにおすすめです。

参加者の方の感想

同じ気持ちの人と話せてひとりじゃないと思えた。
他の人はどうしているか聞きたかったことが聞けた。
治療に少し前向きになれた。
気づかなかった気持ちに気づけた。
など

杉本医師からのお言葉

「体が本当に温かくなった。 」などの喜びの声があるなど、とても満足度が高い結果となりました。
治療成績も大切ですが、不妊治療という心理的・肉体的健康に大きな負担のある治療を、ヨガによる呼吸法などで、患者さん方が少しでも健康を損なわないでくだされば、それでありがたいです。

杉本 公平
リプロダクションセンター長・リプロダクションセンター教授・遺伝カウンセリングセンター長
産婦人科専門医 生殖医療専門医 臨床遺伝専門医

1995年東京慈恵会医科大学卒業。同大学産婦人科講師、生殖部門チーフ等を経て、2017年4月獨協医科大学越谷病院(現.埼玉医療センター)リプロダクションセンター教授に就任。生殖医療専門医、腹腔鏡技術認定医、臨床遺伝専門医、不妊カウンセラー。高年齢不妊患者への治療及びカウンセリング、子宮内膜症合併不妊症例などの腹腔鏡手術に多数携わる。不妊治療のスペシャリストです。
杉本医師のコラム

事例協力
獨協医科大学越谷病院 リプロダクションセンター
男性不妊・女性不妊の専門医が最善の治療をご提案し、ご夫婦の妊活をサポートする不妊治療の専門機関です。
リプロダクションセンター
独協医科大学埼玉医療センター

担当講師

わたなべまさよ

当協会で不妊治療をサポートするヨガの指導者養成講座を担当いただいている渡邉雅代先生は、ヨガインストラクターのみならず不妊ピアカウンセラーでもあり、ヨガのセミナーを行った後にグループカウンセリングも行われています。
公式サイト

協会より

アメリカでは、不妊治療患者へのBody Mind ケアは普及しており、ストレスを軽減するという臨床研究が出ています。
マサチューセッツ総合病院のベンソン=ヘンリー・インスティテュート・フォー・マインド・ボディ・メディシン(Benson-Henry Institute for Mind Body Medicine at Massachusetts General Hospital)で行われた受胎力を上げるためのプログラムでは、ヨガを含むリラクセーションプログラムを受けた女性の方が妊娠率が高いという研究成果が出ています。(臨床詳細はこちら
実際、短期間のトライアルの間に、お二人の方が妊娠されました。
※ヨガが妊娠率を高めることを保証する根拠ではありません。

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