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笑顔ヨガ開催報告と出張開催のご案内

2019年01月9日 | 協会外主催 講習等

2018年12月、Chang 三夏先生をお迎えし「笑顔ヨガ」のワークショップを開催しました。

ヨガありきではなく、笑顔ありきというテーマで和やかに始まりました。
とても入りやすかったのは、意外と緊張している顔の筋肉を緩めてから、笑うワークに入ったことです。
大人になるにつれて色々な感情記憶(サンスカーラ)と理性で私たちは自ら笑いを制限してしまっていることは勿体無いことだと気付かされました。
たくさん笑った後に、静かな時間をとると、自分の内面に向かいやすくなります。

協会のヨガの定義である「ヨガとは、自分自身の呼吸や体の動きに意識を向けることを通じ、心を落ち着かせる練習である。」〜中略〜 適度な運動に穏やかな呼吸を合わせることで、自己観察を促し、リラクセーション効果を得ることができる健康法として現代に伝承されている。」にしっかり沿ったかたちで講座を進めてくださった三夏先生の笑顔ヨガの講座は、今後も開催の予定です。

職場で「笑顔」が必要とされる、医療、介護職の皆様、ぜひ次回開催のご案内をお待ちください。

【笑顔ヨガ:医療・介護施設への出張講座】

従業員の皆様の福利厚生にいかがでしょうか。
講師:Chang 三夏 先生
2.5時間の講座 50,000円 + 交通費実費

開催をご希望の方は協会問い合わせフォームより「笑顔ヨガ講師派遣希望」のタイトルにてお問い合わせください。

なお、講師のスケジュール上ご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

倫理講座 開催報告

2018年12月16日、認定ヨガセラピストを目指す人材向けの倫理講座を開催いたしました。入門講座を修了されている方も多く、それぞれの持ち場でセラピーとしてのヨガの実施に取り組まれており、活発な意見交換が行われました。

ヨガセラピストとして必要な心構えのみならず活動していく上での課題が見えたとの感想を数多くいただきました。

その課題を乗り越えていくために、必要なのは仲間であり、仲間とのコミュニケーションとなります。今回の参加者の皆様には、前回の参加者の方同様、ペアワークの宿題があります。同じ志を持たれているだけに、大変和気藹々とグループワークも進みました。

職業倫理は講座のみで習得できるものではなく、活動で直面した壁や顧み、そしてヨガを通じて関わる現場の方々や生徒さんが多くを教えてくれます。

本年の講座は終了となりますが、来年も定期的に開催してまいります。ヨガセラピーを志す皆様との学びを楽しみにいたしております。

講師:岡部 朋子

グリーフケアとヨガの可能性:社会資源としてのあたたかな受け皿

2018年12月11日 | 協会外主催 講習等

埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科大西秀樹先生にメディカルサポーターにご就任いただきました。2018年12月8日に茨城県いのちの電話記念講演を拝聴し、協会のこれからの取り組みに必要とされることをまとめました。(文責:岡部 朋子)

大切な人を失った方には、不安、抑うつなど精神症状のほか、引きこもりなどの心理・社会的問題、心血管疾患罹患率の上昇、後追い自殺、などのリスクが高まります。しかし、適切な介入が不安や緊張を緩和させることがわかっています。

遺族外来・遺族支援の目的は「社会適応の援助」別な言い方をすれば、その方が愛する人との別れを経て、新たに歩んでいく世界を再構築していくのを支援していくことにあるそうです。悲しみを抱えながらも、その方が「もう一度生きていけるように支援すること」そのために遺族外来では個人精神療法、心理療法、集団精神療法、社会的問題への対応を行なっているそうです。

【人間は成長できる:PTSDからPTGまでを見守り寄り添う】

大西先生がおっしゃるには、人間は悲しみの中にあっても成長を遂げる生き物だということです。PTSD(心的外傷後ストレス障害)という症状がありますが、PTG(ポストトラウマティックグロウス-心的外傷後成長)という概念があることはあまり知られていません。PTSD を PTGにつなげていく上で最も大切なことは、見守る側の人間が「待つ力」なのだそうです。今を無理やり変えようとするのではなく、今の気持ちについての話を聞き、今後の支援を約束することで、希望を持ってもらうことだということでした。

【有用援助が必要とされている】

実際には喜ばれるであろうと思われる援助が実は有害援助だった、ということが少なくないとのことです。決してしてはいけないこととして「回復のアドバイス」があるそうです。回復のアドバイスをするより、一緒に泣いて抱きしめてあげたほうがよっぽど良いそうです。結局ご本人の気持ちはわかるはずはなく「わからないけど、わかりたい」というスタンスが大切なのだそうです。

また「立ち直る」「前向きに」という言葉もタブーとのことです。なぜなら、故人がいた世界に立ち戻ることは不可能であり、遺族の方は自分の世界を再構築していく必要があること。そして前向きで、と言ってもどちらが前かわからないからだそうです。

これをやると確実に鬱や悲しみを解決できる、というものは存在しないそうです。やってはいけないこと、は存在します。その上であえて有用援助とはどのようなものか、それは「そばにいる、感情を出せる、同じ人間としての目の高さ」このような受け皿があると、患者さんは自ら社会資源としての支援を選択・活用され、立ち直って行かれるそうです。

【ありのままというヨガの姿勢で待つ】

これまでのことは、グリーフケアをサポートするヨガを担当する方にとってとても大切な心得だと思います。つい「ヨガで悲しみが癒えますよ」「心身症が楽になりますよ」などと言ってしまいたくなりますが、そうではありません。

法華経に「常懐悲感心遂醒悟」という言葉があるそうです。これは、悲しみは遠ざけるものではなく、抱き続けるもので、そうするとやがて悟りがやってくる、という意味とのことです。また、大西先生が引用された柳田邦男さんの言葉「グリーフワークとは消すことのできない悲しみや辛さを抱えながらも、生きようとする意思がしっかり自分をコントロールできるようにする作業なのだと思う」

この生きようとする力が本人に湧いてくるまでヨガの「軽い運動による気分転換」「呼吸ワークによる情緒の安定」「リラクセーション」というテクニックを安全に提供できる社会資源としてのヨガクラスこそが、協会が提供していくべき受け皿なのではないかと考えます。

杉島小百合リーダーのもと、今後も各種勉強会を開催してまいります。

 

自分らしい最期のためのアドバンス・ケア・プランニング(ACP)

2018年11月28日 | 関連記事

日本における20205年問題はご存知でしょうか。
2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、人口の20%を締めることになります。
それは何を意味するかというと、みとりの場が足りなくなるということ。

自分らしい最期を迎えていただくため、在宅医療に力を注ぐ横浜「めぐみ在宅クリニック」の小沢竹俊院長の記事とともに、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の必要性について書かれています。

下記よりご一読ください。
日経新聞小澤先生記事