当協会の代表理事である岡部朋子が、がん診療連携拠点病院強化事業埼玉医科大学国際医療センター がん看護研修会にて講師を務めさせていただきました。

「看護師のメンタルヘルス～ケアする人のセルフケア～」について、京都大学医学部博士後期課程で得られた知見とともに約2時間の講演とヨガセラピー講習を行いました。

・ヨガセラピーとは何か
・米国や日本の状況
・ヨガセラピーのエビデンス
・バイオフィードバックと呼吸法
・ヨガセラピー導入医療施設の紹介
・社会健康医学の中で

いくつかのポーズや呼吸法を交え、職務中や、自宅でできる簡単なヨガセラピーの工夫についてご紹介しました。
開催後、参加された方からは、身体を動かすことの気持ちよさやストレス対処に活用できるなどのご報告をいただいております。

病院長である佐伯俊昭先生からも、患者さま中心の医療のためには、看護師や職員全体の心と体のケアが不可欠であり、病院として具体的な体制づくりに取り組んでいかれるご意向を伺いました。

当協会にて認定ヨガセラピストの学びに取り組まれた看護師さんが数名いらっしゃり、今回の研修会の企画をはじめ、週一回の患者さま向けのクラスも開催されています。

一般社団法人 日本ヨガメディカル協会は今後も医療従事者の方々の心と体の健康維持にヨガセラピーを通じたご協力をさせていただきたく、活動していく所存です。

この度、貴重な機会をいただきました埼玉医科大学国際医療センター様には心より御礼申し上げます。