協会レポート&ニュース

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2018年 ヨガセラピー&リサーチ(SYR) ヨガと臨床の専門シンポジウム

2018年09月14日 | コラム

米国ではヨガセラピーの介入がもたらす効果についてヨガリサーチャーによる研究が続けられています。
本年のシンポジウムでは

○ケアに従事する人に対するオンラインでの呼吸指導がもたらした効果
○様々な症状を抱えた方へのヨガ介入の生化学的インパクト

という二つの対照的なトピックで行われます。
当協会も「ケアする人こそケアを必要としている」というテーマに重点的に取り組んでまいります。

SYR シンポジウムについて
2018年10月15-17日
詳しくはこちらをご覧ください。
https://kripalu.org/syr

アメリカで見かけたヨガアイテム

2018年09月13日 | 事例レポート

奥ゆかしさを美徳とし、否定的なことをズバリと申すことのない日本の文化。
しかし、アメリカは違います。
相手が例え、ヨガの師であっても自分を意思は伝えます。
でも、その伝え方はアメリカそのものではなく、日本の美徳にも通じているものだったのです。
アメリカ在住のヨガセラピスト仲間さんからこんな面白いヨガアイテムを教えていただきました。

Flip-Chips

下のほうまでスクロールしていただきますと、さらに画像が出てきます。
表面には「assist」
裏面には「no hands-on assist」
そう、このアイテムはクラス中のアジャストメントをして欲しいかして欲しくないかの
意思表示を表すものなのです。

「よく受けているヨガの先生が使っていて、いいアイデアだなと思いました。
アジャストしてもOKの人は表向き、NOの人は裏向きにして、マットの端に置きます。
にしても、なんでもハッキリ物を言うアメリカ人なのに、
こんな形で静かに意思表示するのね、と思ってしまいました。

ヨガのアヒンサー(非暴力)がここにも生きているのだなと思いました。
日本でもこのようなアイテムを使える解放的なヨガクラスが増えることを願って。

情報提供:後藤恵美さん    文責:石井及子

奥村 麻里 先生のインタビューです。

2018年08月28日 | 協会報告

4つのヨガスタジオとオーガニックカフェを運営する株式会社BEL-CIELO取締役であり、
ヨガインストラクターでもあり、
更には当協会の理事でもあり、公認コーチとしてもご活躍くださっている
奥村麻里先生のインタビューが公開されました。

ヨガインストラクター・奥村麻里さん特別インタビュー

小さな体一つで大きなことを成し遂げる麻里先生の深く熱い想いが伝わってきます。
協会はこのような理事の皆さまに支えられながら活動をしております。
是非ともご一読ください。

~ あなたの心と身体をゆるめる 瞑想メソッド100 ~ 龍村修 先生

2018年08月16日 | 新着情報

全世界のヨガ人口の増加に伴い、「瞑想」という言葉が比較的に違和感なく使われるようになってきた昨今ですが、実際に瞑想を習慣にしている方は、まだまだ少数派のようです。
その理由に、「難しそう」「やり方がわからない」「できているかどうかの確信がない」などがあります。

ヨガスートラにも書かれているヨガの本来の目的は「心の動きを止めること」。
つまり「瞑想」です。
とはいえ、勝手に頭の中をぐるぐると巡る思考を大人しくさせるのは至難の業。誰にとってもただ目を瞑りじっと座っているだけで頭の中を鎮めることは、大変難しいことでした。そこで、体を動かし、呼吸をリズミカルに合わせていくことで、心の動きを止めやすくなる「ハタヨガ」が生まれたのです。
つまりは今現在、一般的にヨガと呼ばれているものは、実はヨガのいくつかある業法の内の一つだったのです。

皆さんも、呼吸を合わせながらポーズを取ることで、少しでも心の動きが止められる感覚が得られたなら、次には日々の生活の中での「瞑想タイム」を習慣付けることをお勧めします。

その時に大変役に立つであろう本がこちらです。
沖ヨガ協会理事長であり、龍村ヨガ研究所所長である、龍村修先生の著書
「あなたの心と身体をゆるめる 瞑想メソッド100」

瞑想初心者の方から、実用的に取り入れたい方、本格的に取り組みたい方、瞑想の歴史や専門的な知識、業法の細かな違いなどを知りたい方など、すべての方に必要とされる内容となっています。
世間のヨガや瞑想に対する解釈が、必ずしも正しいとは言えないこと、「瞑想」と「冥想」の違い、宗教における様々な瞑想に至るまで、その数は100に渡って書かれています。
この1冊で100の瞑想を知ることができるこちらの本、ヨガをされる方には大変お勧めです。

下記リンク(Amazon)よりご購入いただけます。