~開催報告~第2回認定セラピスト オンライントーク会
第2回となります、日本ヨガメディカル協会認定ヨガセラピスト限定のオンライントーク会を先日開催致しました。
参加者は前回より2名増え、6名でのおしゃべりとなりました(内一人はファシリテーター)。
お互いの近況報告からスタートし、やはり浮き彫りになったのは、長引く新型コロナウィスルの影響による問題点、課題でした。
その中でも印象的だったのは
・オンラインでのヨガレッスンが増える中、パソコン、スマホが苦手な方、Wi-Fi環境が家にない方、zoomなどの利用に不安を抱える方、お年寄りなどとはどのようにヨガをお伝えしたらよいのか。
・世界中でオンライン化が進む中、協会が担う役割は、オンラインでレッスンを受けられない人へのケアなのでは。
・レッスンやポーズに固執せず、電話や手紙によるコミュニケーション、心のつながりを持つことが、本来のヨガなのでは。
・呼吸の声かけ、アファメーションを録音して届けるだけでも、息抜きに役立つことができる。
・自粛前に開催した「ファミリーサポートヨガ」に参加くださった方より、習っておいたおかげで自粛後も自宅で家族とヨガができて良かったとの声をいただけた。
・自粛前ぎりぎりに行った、クラスの皆さんと公園で深呼吸、ウォーキングの会のおかげで、自粛中の今も玄関先や洗濯物を干すほんの一瞬でも心地の良い深呼吸で冷静さを保つことができていると、参加された方から声をいただいた。
などなど・・・
これらに対して、具体的にどのような働きかけをしていったらよいのか、全員で話し合いました。
まず、協会全体で行えること
それは、オンラインヨガが届きづらい方たちへ間接的でも良いのでヨガが届くよう、「ファミリーサポートヨガセミナーのオンライン開催」の呼びかけです。
まずインターネット環境のある方にお伝えし、その方がご家族に伝える、近所の一人暮らしのお年寄りに伝える、電話でもできる呼吸の声かけなどをやってみるなどはできるのです。
ファミリーサポートヨガ登録講師の方は、是非オンライン化の相談などお気軽にご連絡ください。
ヨガセラピー入門講座を履修されている方で、当協会一般会員登録継続中の方はファミリーサポートヨガ登録講師として登録、ご活動いただけます。
詳しくはこちら→ファミリーサポートヨガ講師 登録制度開始のお知らせ
その他、個人個人で自分にできることを考え、発表し合って60分の会は終了しました。
以下、参加されたヨガセラピストの現在の活動状況シェアや目標となります。
ご参加くださった皆様、記事寄稿にご協力くださった方々、ありがとうございました。
(文責 ・ファシリテーター 石井)
※五十音順となります。
<齋藤郁恵さん>
現在の活動
私は会社員で、現在在宅勤務を命じられています。上司に働きかけて、希望者のみプチヨガレッスンを行う許可を取りました。平日の12時と15時に、ラインのグループトークで行っています。メンバーは10名、平均して毎回5名位参加していますが、「皆の顔が見られて嬉しい!!」「今日のポーズは私に効きます」「先生みたいに出来ないよー」等のコメントをもらっています。
始めてみて学んだ事は、事前に動画を撮って発信すると伝わりやすい、何より私が楽しい、です。一人暮らしの人がほとんどなので、健康チェックにもなって、行って本当に良かったと思っています。
連休中は拡大ヴァージョンで行う予定ですので、そちらも含めて、改めて活動報告を書いて送りますね。
今日お話し出来なかったのですが、「こころ」とっても良かったです。ありがとうございます。橋村さんのインタビューが一番好きで、同感しながら読み進めました。
~5月11日追記 その後の開催報告~
【開催趣旨】社会全体、社業全体が先行きの見えない中で、会社の仲間達が互いの顔を見ることもなく在宅勤務を行う事での不安の解消とストレス対策
【開催日時と内容】5月2日から5日までの4日間、朝11時より30分間1日目と2日目は簡単椅子ヨガ、3日目4日目はハタヨガ
【参加者の感想】皆の顔が見られて安心した久しぶりに体が伸びて気持ちが良かった体温が上がった体が冷たくなくなったこのレッスンのおかげで、ダラダラ過ごす事なく、1日を過ごすことが出来た 等など
【課題】永遠にボランティアで行う事は、ヨガを教える事で生計をたてている、インストラクターやセラピストの仕事を失わせる原因にもなるかもしれない。嫌味なくスムーズに有料化する事は案外難しい
【まとめ】私は長年、旅行会社に勤める会社員です。経済的にコロナの影響をいち早く受けたのは、レジャー業界でした。我社も1月頃から少しずつ影響が出始め、2月・3月は多くのツアーを中止、4月以降は全て中止です。全社員自宅待機又は在宅勤務を命じられています。会社の行く末を案じる声、給料はもらえるのか、不安でいっぱいです。そんな中、私に出来る事はヨガで皆を元気付ける事位でしたので、ラインで呼びかけて、総勢22名が集まりほぼ毎日全員が参加してくれました。初めて行うオンラインのグループレッスンで、上手にやれたとは言えませんが、気持ちは伝わったのか、嬉しいコメントを沢山頂きました。コロナの影響で私達の社会は否応なく変わります。形式にこだわらず、私達ヨガセラピストが、それぞれに出来る形で必要な方に寄り添い、手を差し伸べる事が、本当に重要だと実感しました。ヨガは自分と他人を比べない事が大切ですが、オンラインはピッタリだと思います。尚、好評に付き、緊急事態宣言期間中の毎週日曜日に継続して行う事にしました。
<白石智美さん>
今月から自分の声を録音してクラスのメンバーさん達にメディカルヨガを届ける活動をしていますが、私の住んでる地域にラジオ局が開設されてラジオを通してメディカルヨガを知らない方々にもお届けできるようにしたいと思い、今、行動中です。
声をお届けする事大事ですね。
私がイスヨガ講師をしてるデイケアヨガで水戸黄門のテーマソングに合わせてヨガをしています。昨日、乳がんヨガクラスのメンバー達に音声録音した水戸黄門ヨガを紹介しました。ファミリーサポートヨガとして子供と一緒にやってみて!と今日、皆さんから色々コメント頂きました。
メディカルヨガに出会ったメンバーがファミリーサポートヨガを自然にし始めました!嬉しい😄
中川あさぎさん
今年2月に佐渡で開催したファミリーサポートヨガ『家族をささえるヨガ講習会』の参加者さんから「コロナの前に受講しておいて、本当に良かったです!」と嬉しい声をいただきました。
私自身、3密を避けてできることはオンラインの仕事と家族のケア!と思い立ち、以前から気になっていた高齢の父へのケア&レッスンを実践中です。数々のハードルに立ち向かい(!?)、現在レッスンも30回を超え・・・少しずつ変化も出てきています。
実践の様子を個人ブログに掲載しました。
・前編 https://plaza.rakuten.co.jp/alohagongon72/diary/202004200000/
・後編 https://plaza.rakuten.co.jp/alohagongon72/diary/202004300000/
~5月11日追記~
【開催趣旨】社会全体、社業全体が先行きの見えない中で、会社の仲間達が互いの顔を見ることもなく在宅勤務を行う事での不安の解消とストレス対策
【開催日時と内容】5月2日から5日までの4日間、朝11時より30分間1日目と2日目は簡単椅子ヨガ、3日目4日目はハタヨガ
【参加者の感想】皆の顔が見られて安心した久しぶりに体が伸びて気持ちが良かった体温が上がった体が冷たくなくなったこのレッスンのおかげで、ダラダラ過ごす事なく、1日を過ごすことが出来た 等など
【課題】永遠にボランティアで行う事は、私のモチベーションを下げる事になり、又、ヨガを教える事で生計をたてている、インストラクターやセラピストの仕事を失わせる原因にもなるかもしれない。嫌味なくスムーズに有料化する事は案外難しい
【まとめ】私は長年、旅行会社に勤める会社員です。経済的にコロナの影響をいち早く受けたのは、レジャー業界でした。我社も1月頃から少しずつ影響が出始め、2月・3月は多くのツアーを中止、4月以降は全て中止です。全社員自宅待機又は在宅勤務を命じられています。会社の行く末を案じる声、給料はもらえるのか、不安でいっぱいです。そんな中、私に出来る事はヨガで皆を元気付ける事位でしたので、ラインで呼びかけて、総勢22名が集まりほぼ毎日全員が参加してくれました。初めて行うオンラインのグループレッスンで、上手にやれたとは言えませんが、気持ちは伝わったのか、嬉しいコメントを沢山頂きました。コロナの影響で私達の社会は否応なく変わります。形式にこだわらず、私達ヨガセラピストが、それぞれに出来る形で必要な方に寄り添い、手を差し伸べる事が、本当に重要だと実感しました。ヨガは自分と他人を比べない事が大切ですが、オンラインはピッタリだと思います。尚、好評に付き、緊急事態宣言期間中の毎週日曜日に継続して行う事にしました。
無料ライブ配信 マインドフルネスヨガセラピー 〜質の良い睡眠へ誘う〜
日本ヨガメディカル協会Facebookページにて無料ライブ配信レッスンをスタートします。
よろしければFacebookページ、イベントフォローお願いします。
柔軟性も体力も全く必要ありません。このヨガは、思考を鎮め、ぐっすり眠れることを目的としています。
ただただ単純な動きに呼吸を合わせて、ゆっくり丁寧に動くだけです。
寝具の上でできて、そのまま眠れるヨガレッスンです。
質の良い睡眠をとって、免疫力を高めましょう。
長引く自粛生活で懸念されることが、運動不足と日光浴不足です。
これらによって睡眠の質が落ちることがあります。
外に出ない生活のまま、睡眠の質を上げるには
寝る前の入眠習慣が鍵となってきます。
バランスの良い食事、軽い運動、手洗い、うがいに加えて
睡眠の質が高まることで、免疫力が高まり、感染リスクを減らすことができます。
協会では
自粛生活における睡眠の質を、少しでも高められるような習慣作りに貢献いたします。
◆開催日:5月1日から1日おき奇数日開催 全8回(5/15終了)
◆参加方法:配信時間に協会Facebookページで閲覧できます。
◆時間:22時~約40分 ※途中で寝てしまっても構いません。覚醒の声かけはしないままフェイドアウトします。
◆参加費:無料 ご都合に合わせてご利用ください。
◆講師:日本ヨガメディカル協会 MYT(マインドフルネスヨガセラピー)プログラム チーフ 石井及子
◆場所:皆様のご自宅で寝具の上でもヨガマットを敷いてもどちらでも構いません。足腰の痛む方は椅子に腰掛けて行っていただくことも可能です。
最後は寝転がって簡単な動きをします。
◆内容:楽な服装(パジャマ可)布団の上で30分のシンプルヨガの後、布団に入ってシャバアーサナ&ボディスキャン。
覚醒の声かけはしないままフェイドアウトしますので、起きる必要のある方はご自身で目覚ましをセットしてご参加ください。
◆準備するもの:インターネット環境でPC,タブレット推奨。※スマホでも可、温かい部屋、お好みで飲み物
◆注意事項(同意事項) ~以下をよくお読みの上ご参加ください~
・無理のない範囲でお怪我のないよう自己責任でお願い致します。クラス前後、開催時における怪我等の責任は負いかねます。
ご不明点がございましたらcontact@yoga-medical.orgまでご連絡ください。
~開催報告~オンライン「ヨガセラピストのための森田療法」
当協会でも従来の講座を少しづつオンライン化しお届けしております。
昨日は、「ヨガセラピストのための森田療法」をオンラインで開催致しました。
ヨガやマインドフルネスと親和性の高い心理療法、精神療法である「森田療法」。
これらの共通点は「あるがまま」というキーワードです。
世界中で未知のウィルスが猛威を奮う中、自粛と感染の不安からくるイライラや不自由さを誰もが多かれ少なかれ感じている昨今にふさわしいテーマとなりました。
とくに、「感情の法則」ではやり場のない不安に対してどのように向き合えば良いのか、心を健康に保つための秘訣「あるがまま」について深く掘り下げました。
画面越しでもお互いの体温を感じられるほど、各々の経験談を吐露し合え、共感し合えた温かい時間となりました。
最後には、ヨガセラピストとして陥りがちな留意点などについても話し合い、更に気を引き締める良い機会となりました。
ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!
次回は実際にお会いできますように。 講師 石井及子
次回開催は 5月24日(日) 13時~16時 となります。
詳細、ご予約はこちらから→ヨガセラピストのための森田療法
そして、森田療法を学ばれた方にはこちらのプログラムで応用していただきたいのが「MYT(マインドフルネスヨガセラピー)プログラム」です。
心身の不調を抱えた方向けのマインドフルネスに特化したヨガプログラムとなります。
指導者養成講座は森田療法の翌日、 5月25日(月)にオンラインで開催致します。
詳細、ご予約はこちらから→ MYTプログラム指導者養成講座
【自宅でのヨガができること:血流量の維持】
長期化することが予想されるこれからの生活の中で「自宅での運動習慣の維持」について、慈恵会病院の横山啓太郎医師がわかりやすい記事を書かれていましたのでご紹介させていただきます。
私たちは医療者ではないので医学的なことを発信することはできませんが、自宅で積極的に体を動かしましょう、血流量を維持しましょう、ということを背景を理解した上で伝えていくことはできるかと思います。
新型コロナウイルス感染症については、1次情報として公的機関で発表されている情報をご参考いただくのが原則となりますが、一見解としてご参照ください。
(文責:岡部 朋子)
会員限定の情報誌が完成しました。
当協会初のヨガセラピー情報誌が完成いたしました。こちらは会員限定誌となります。
タイトルへ込めた想いは、呼吸がまず心に、そして身体によく作用していくというヨガの在り方に基づき、呼吸の「こ」、心の「こ」、運動器を意味するロコモーティブの「ろ」から成り立っています。
この本を作成するにあたり、快くインタビューや寄稿にご協力くださいました諸先生方、大変心に響くお話を本当にありがとうございました。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
順次、会員の方へ発送してまいります。今後会員になってくださった方へも会員特典としてお送りさせていただきます。非会員の方はこの機会に一般会員登録はいかがでしょう。入会案内はこちら→『会員・入会案内』
今後も年1回のペースを目標に発行してまいります。