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認定ヨガセラピスト紹介 ~柳原 愛 さん~

2020年09月28日 | 協会報告

日本ヨガメディカル協会では、認定ヨガセラピストになられた方に、
その活動を社会に広めていただくため、
任意で活動情報や連絡先の掲載をさせていただいております。

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今回、ご紹介させていただきます認定ヨガセラピストは
東京、神奈川で活動されています 柳原 愛 さんです。
以下、 柳原 愛 さんからのメッセージとなります。

「息さえできれば、ヨガはできる」


この言葉に共感し、日本ヨガメディカル協会でヨガセラピーの学びを続けてきました。

私自身、人生の中で何度か心身共に不調になった時がありました。すでにヨガを学んでいる時でしたが、深く息を吸い込むのが苦しく、ヨガスタジオに通うこともままならない状態でした。それでも、ヨガで得た知識や体験は苦痛や生きにくさを緩和するのに、大きな手助けとなってくれました。

その時の私のように、ヨガスタジオに通いたくても通えない人たち、苦しみの中にいる人たちにこそ、本当にヨガが必要なのだと強く思い、もっと世の中にヨガセラピーの存在を広めていきたいと考えました。

更年期障害に苦しまれている方、シニアの方、持病をお持ちの方、心が折れそうな方…コロナ渦で強いストレスや孤独、不安を抱えている方々にも。
どんな状況でも、その人に合わせて、やさしく寄り添って、安心と心身の健やかさ、休息を与えてくれるのがヨガだと信じています。

私は現在、東京、神奈川を中心にプライベートヨガレッスン、出張ヨガ、少人数制グループクラス、シニアヨガ、マタニティヨガを開催しています。
今後も病院や企業、地域など、活動の場を広げていきたいと考えています。
ヨガの呼吸や動き、瞑想を通して、ありのままの自分を受け入れ、自分や社会と繋がっていくお手伝いができれば嬉しいです。

今の呼吸がより心地いいものになりますように。

活動情報、連絡先はこちらです。

HP:http://yoga-soi.com (ヨガソワ)

Instagram:yoga_soi

Mail:yanagihara_i@mac.com

【毎日新聞:人生100年クラブ】

2020年09月14日 | 協会報告

9月13日の毎日新聞 朝刊に当協会シニアヨガ指導者養成講師である伊藤典子先生の活動が紹介されていました。

「シニアヨガは自分の限界に挑戦するのではなく、いつまでも自分の足で歩くためのもの」
「講師も参加者一人一人の体調を良く聞き、無理をさせないよう指導する」

ポーズがきつそう、というイメージがあるヨガにも実は色々な種類があります。中高年向けにシニアヨガ、というジャンルが定着しつつあることが、敬老の日を前に多くの方に届き、自分も始めてみようかな、と思っていただけることを願っています。

そんな伊藤典子先生による講座の次回開催は以下になります。
【2020年10月17日オンライン】シニアヨガ指導者養成講座

病院、介護施設でお勤めの方、ご高齢の方と接する機会のある方、ヨガインストラクター、セラピストなど、ご興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

オンラインクラスにおける注意点

2020年08月24日 | 新着情報

緊急事態宣言が解除されてから数か月が経過し、少しずつ対面でのヨガクラスの開催が始まりましたが、まだまだオンラインクラスの需要も高いのが現状です。そこで今回はオンラインでヨガセラピーのクラスを開催するにあたり、配慮したいことをみなさんと共有できたらと思います。
まず前提として、安心安全が最優先されることは対面クラスでもオンラインクラスでも同じです。対面クラス以上に細やかな配慮が必要になる場合も多いため、オンラインクラスでは参加者の方にも安心安静な場を一緒につくるためのご協力をお願いしていく必要があります。

[個人情報に関連して]

・登録時に個人情報を得ている場合は使用目的と、その目的以外には使用しないことをお伝えする
→メールアドレスなどの個人情報を前もっていただき、そこに参加方法やパスワードをお送りしている場合があるかと思います。事前のやり取りの際と、実際にオンラインでお会いした際の両方で、個人情報の取り扱いについて簡単に触れておくと良いでしょう。

・画面にカメラ(スマートフォン含む)を向けないようにお伝えする自身が音楽を流したりする際にも、カメラ機能を持つ機器を画面に向けないように気をつける。同時にスクリーンショットや録音などもしないようにご協力いただき、希望がある場合には可能な範囲で個別に対応する旨をお伝えする。
→ 特に疾患別のクラスなどでは、病気のことを知られたくない方が参加されていることもあるため、他の参加者の画面にスマートフォンが映るだけで心配する方もいらっしゃいます。「自分で取り組むときにポーズを忘れてしまうから」「誘導音声がほしい」などの理由で撮影や録音を希望される方もいますが複数で開催しているクラスではご遠慮いただき、改めてできる範囲で個別にニーズに対応できるとよいでしょう。そのための録画データや音声データを作成しておくというのも一つの方法です。それらを動画配信サービスにあげたり、販売するなどの工夫もできます。

・表示される名前はニックネームでもよいことをお伝え(画面上での変更の仕方を説明)
→同様の理由で、不特定多数の場で名前を明かしたくないという方もいらっしゃいます。zoomなどでは参加ごとに登録時とは別の名前を表示することができますが、ご存じない方もいらっしゃるためお知らせするとよいでしょう。

・個人に呼びかけるときは、表示されている名前でお呼びすることをお約束する(参加者同士も含む)
→面識のある参加者が本名を提示していない場合は、その方の本名でお呼びしないように配慮します。参加者同士で面識がある場合も同様の配慮をいただけるよう、前もって周知します。

[臨機応変な対応について]

・クラス中、個人的にやりとりができるツールを保持しておく(メールやLINE、メッセンジャーなどでリアルタイムでやりとりできるもの。 対応者がいれば電話でもよい。zoomであれば個人とチャットをやりとりする方法を説明しておく、など)
→「みんなの前では言いにくいが今伝えたほうがよいこと」が参加者側からも講師側からも発生する可能性があります。システムに付属するサービスを上手に使用しながら対応できるとよいでしょう。実際には使用しない場合も多いですが、いざというときの対応方法がわかっていることは参加者の安心につながります。

・必要のない場面ではスピーカーをオフにしていただく
→呼吸法や瞑想・簡単な動きの際には他の参加者の音が聞こえない方が良いときもあります。一方ある程度負荷のかかる動きの場合には、スピーカーをオンにしてお互いに話せる状況を作ることで安全を確保できる場合もあります。雑音の入り具合やクラスの雰囲気など諸条件も考慮し、臨機応変に対応していただければと思います。

・いつでも休んでよいこと、いつでも退室してよいことをお伝えしておく
→体や心がしんどくなって1人で休みたくなった、参加してみたが思っていた感じと違った、などもあるかもしれません。クラス中に退室許可を求めるのは躊躇される方が多いと思いますので、前もって自由に退室していただいてよいことをお伝えしておきます。

・終了後にしばらく残る時間をつくる。そこでご意見や感想をいただいたり、個別にお話したりもできることをお伝えする。
→場合によっては勇気を出して参加したこの時間の中での経験を、心地よい感覚として記憶し次につなげていけるために、クラスの閉じ方はとても大切です。ブツっと切れてしまうオンラインだからこそ、いつもの生活に戻っていく参加者を見守り見送る姿勢を大切にしましょう。その時間に感想や意見などいただけることで、それがよりよいクラスを提供するためのヒントとなることもあります。一方ですぐ退室したい参加者もいらっしゃるため、抜けにくくならないようにクラスとしては一度しっかりと終了させて、退室許可を明確に出すことが必要です。また、なんとなくだらだらと続いてしまうことがないように、何分までと時間を区切り提示しておきましょう。

[安全のために]

・呼吸法や瞑想・簡単な動きの際に参加者が希望される場合には、画面をオフにしていただくという選択肢もあるが、基本的には画面はオンにしていただき参加者の状態を確認しながら開催できることが望ましい。
→顔色や呼吸の荒さ、体の震えなど観察材料があることは様々なリスクを回避することにつながります。運動の負荷の大きさと、画面をオフにしたいという相手の方の心の安全とのバランスを考えながら判断しましょう。

・クラスのはじめにそれぞれの参加者が画面に映る範囲を確認する。立位・座位・臥位それぞれで全身が映る位置を一緒に確認•調整し、クラス中状況に応じて移動していただいたり、カメラの角度を調整したりしてもらう。
→全身が映るためのカメラとの距離感やカメラの角度は、それぞれのポーズにより異なります。 前もってそれらを把握しておき必要に応じ立ち位置を誘導することで、安全のためにこちらが必要とする情報を得ることができます。

・ポーズを提示しながら画面上で参加者の状態を把握することは対面でそれを行う以上に難しいため、また参加者が画面を覗き込みながら複雑なポーズをとろうとすることは体を痛めるリスクを高めるため、口頭で分かりにくいポーズを行う場合は、先にポーズをお見せしてから改めて取り組んでいただくようにする
→対面の場合同様、こちらを確認しながら行おうとすると危険なポーズなどは特に注意を要します。

・ポーズ全体を見せるのか部分的に見せるのか、前から見せるのか後ろから見せるのか、どの位置に立つとどこが映るのかなどの画角も含めて、プログラムの構成を考える。パソコンなどズームアップ機能を持たない機器を使用の場合、機器に近づいたり離れたりする形となるため、音声ボリュームの変化に配慮する必要がある。可能ならイヤホン型マイクを使用することが望ましい。
→ヨガの知識を持つ撮影者やスイッチャーがいる場合にはこの限りではありませんが、現実には1人で全てをこなす方が多いのではないかと思われます。よい機材があることに越したことはないですが、まずはあるものを使用して工夫しながらクラスを開催できるとよいのではないでしょうか。


みなさん試行錯誤しながら、新しい生活様式に対応できるヨガクラスを開催すべく努力されていることと思います。配慮すべきことはいろいろありますが、お伝えする方法が増えるということは必要とする方にヨガが届きやすくなるということでもあります。ヨガセラピストとしても一生活人としても、工夫しながらこの時代を一緒に歩んでいきましょう。

(文責:松原昌代【看護師】)

YMSJ認定ヨガセラピストを目指される方へ(ベーシックコース課題について)

2020年08月24日 | 新着情報


世の中の状況が刻々と変化する中、ヨガセラピーの場におきましてもみなさまそれぞれに臨機応変な取り組みをされていることと思います。それらをふまえ、またこれまでに認定セラピストとなったみなさまからのご意見もふまえまして、認定取得のための課題内容(実践とレポート)を改訂いたしました。2020年9月以降に申請をされる方は、下記条件での実践とレポート提出をお願いいたします。これらの形とさせていただくことで、みなさまそれぞれの活動報告を協会としても大切に積み上げ、活用させていただく所存です。不明な点につきましては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

<ベーシックコース事例レポート>

地域やコミュニティでセルフメディケーションを支えるクラスを実施し、その様子をケースレポートとしてまとめ、2例(マンツーマン可)を提出する

 2020年9月現在、オンラインでのクラス実施も可とする。その場合、記事「オンラインクラスにおける注意点」を参考に開催し、オンラインクラスに関連する考察や気付きもレポートに含めること

ケースレポートのまとめ方

1. テーマ(どのような状態の方・症状を持つ方にヨガを提供するか)
2. はじめに(自身がそのテーマに取り組むに至った動機や目的・そのテーマにおけるヨガの現状と背景)
3. 相手の方の情報 (年代・性別・既往歴・内服薬など含む治療歴・身体的特徴・これまでの経過、お会いしたときの状態)
4. ヨガクラスの計画(日時・場所・どのように考えてどのような計画をたてたか)
5. 実施(実際に行った内容)
6. 結果(相手の方の反応⇒主観的情報と客観的情報に分けて記載)
7. 考察(概略・結果の解釈やそれに対する自分の意見)
8. おわりに(学んだこと・感じたことと今後の課題や気づき)
9. 参考文献・引用文献

スポーツ庁 Sport in Life コンソーシアム

2020年08月20日 | 新着情報

Sport in Life

スポーツ庁は、2021年度末までに国民のスポーツ実施率65%(スポーツ実施者を新たに1,000万人増加)の達成に向け、地方自治体、スポーツ団体、経済団体等オールジャパンでスポーツ振興に取り組んでいくことを表明しています。

ttps://sportinlife.go.jp

当協会は上記の趣旨に賛同し、参画団体として登録いたしました。

体力に自信のない方にも少しずつ身体を動かす楽しさ、気持ち良さを体感していただきながら、ヨガを通じ心身の健康をはかることができる環境づくりに取り組んでいく所存です。

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