協会レポート&ニュース

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2018年 SYTAR (ヨガセラピー研修シンポジウム)参加へのお誘い

2018年02月9日 | 協会報告

協会では2018年アメリカ・レストンで行われるSYTAR ( シンポジウム ヨガセラピー アンドリサーチ)参加に際する日本語サポートを株式会社コンパクトシーク様(本社:新宿)に良心的な代行手数料でご協力いただいております。

* ホテル手配(早期お申し込みの場合、カンファレンスレートでの宿泊が可能です)
* シンポジウム申し込み(レジストレーション / 早期割引あり)
* 送迎手配
* 航空券の手配

英語での申し込みが必要となる、ホテル、シンポジウムのレジストレーションは二つまとめて10,000円にて代行いただくことが可能です。また、一緒に参加される方を募り、二人一部屋でお申し込みいただきますと、ホテル代、送迎ともに割安になります。

サポートをご希望の方は、2018年SYTARに参加希望であることをお伝えの上、

株式会社コンパクトシーク(タビラボ運営)
担当 田村様、服部様
電話番号:03ー6825ー7411
メールアドレス mail@compactseek.jp
まで直接ご相談ください。

また、協会の一般会員にご登録いただいております皆様には、会員限定メールニュースにて日本語のプログラムをお送りいたします。(2018年2月10日配信)その後ご登録いただきました会員の方にはお問い合わせによりお送りいたします。

世界のヨガセラピストと交流ができ、学びの多いカンファレンスです。
ぜひ多くの方のご参加をお待ちいたしております。

従業員のストレスケアに、ヨガによる疲労軽減法やリラックス法を体験してみませんか?

2018年02月9日 | 協会報告

働き方改革が叫ばれる世の中、長時間労働の解消、労働力不足を補うためには、
従業員一人一人の勤労威力の向上や能率アップに繋がる福利厚生が求められるのではないでしょうか。
ヨガで心も身体もリフレッシュしませんか?
企業や医療機関向けメディカルヨガ研修、承ります。
新人研修・教員向け研修会などにご活用ください。

研修費:3時間まで 50,000円(税込)
交通費実費

内容はご相談ください。

医療現場への導入経験豊富な講師陣がお伺いいたします。

岡部 朋子 ( 代表理事、C-IAYT, E-RYT500 )
奥村麻里(理事、Studio My Luggage 主宰)
松原昌代(医療普及部 看護師(東京医科歯科大学卒・元国立がんセンター勤務)

医療現場の実情を知るということ

2018年02月7日 | コラム

協会の事務局や公認コーチという立場を通じて日々、ヨガセラピーやメディカルヨガと関わりながら、遣り甲斐ある仕事に携わらせていただいてるご縁に深く感謝しています。
そんな中でいつも痛感させられるのは、ヨガで医療に参入していくということは、決して容易いことではないということです。
以前、循環器の某病院へ職員の方向けのメディカルヨガ入門講座で伺った時のこと。
迎えてくださったお医者様が、最後に病棟を見学して行ってくださいと私たちを案内してくださいました。
それは、ただの見学ではなく、ドクターからの深いメッセージなのだと思いました。
私たちの目の前でベッドに横たわる患者さんたちは、どの方もご高齢で、か細く、弱り、力なく、ただ絶望しているようでした。
このような方たちが、実際にヨガをできると思えますか?
そんなような意味合いのことを、言葉を選びながら仰っていたのだと思います。
現実は甘くないと。少なくとも私にはそう聞こえました。

大学へ6年通い、2年の研修医を経てやっと実践の場に出る医師。
かたや国家資格でもない200時間や500時間の学びで、ヨガインストラクター、セラピストを名乗れる私たちでは、医師をはじめ、看護師さんや理学療法士さんなどなど、医療者にどんなに敬意を払っても足りることはないと感じました。
普段、臨床の場にいることのない医療素人のヨガセラピストがいきなり病院に現れて
「ヨガでリラックスしましょう!ほら、患者さんのQOLが上がりましたね!」
などと、無知で軽はずみな言動をとったなら、それは大変無礼なことであり、医療側のヨガに対しての信頼を損ないかねないと思うのです。
せめて私たちに出来ることと言えば、医療現場においては救いたくても救えない命があり、医療者の方たちが胸を痛めているということ。
そのことを知り、その上で私たちに何か少しでもお手伝いできることがあるかもしれないと、敬意を払いつつ、謙虚な気持ちを忘れずに、病院内でヨガセラピーをお伝えすれば、医療者の方たちとの距離も少しずつ縮まっていくのではないでしょうか。
医療がいかに神聖なもので敬意を払うべきかということ。
そのために医療者の方々がどれだけの努力をされてきているのかということ。
これらをヨガセラピストは常に心に留めておくべきことだと思うのです。 

                                      ( 文責 石井及子 )

協会では、皆さまからの「医療とヨガに関する投稿」を募集しています。
皆様にお読みいただいているメディカルヨガ情報に
新カテゴリー「医療者からみたヨガセラピー」を追加しました。
医療従事者の方からのご意見や経験談をお待ちしております。
こちらのフォームよりお願い致します。

サポートスタジオ第1号 ホットヨガスタジオ リチュさんにお邪魔してきました

2018年02月6日 | 協会報告

昨年より、当協会の講座開催にご協力いただけます、サポートスタジオ募集のお声かけをさせていただいておりますが、1番に名乗り出てくださったのが「HOT YOGA Studio rcu(リチュ)」代表取締役の千田えりこさん。
昨日、代表理事の岡部朋子と公認コーチ陣でご挨拶に伺わせていただきました。
当協会でお世話になりますのは、常温のお茶の水スタジオ。
都会の中にいながら、窓の外には美しい緑を一望できる開放感溢れる空間です。
笑顔で迎えてくださった千田えりこさんの温かいお人柄と、木のぬくもりが感じられる素敵なスタジオに
協会メンバーも今後の活動への更なる活力をいただきました。
お茶の水で当協会主宰の講座等が受けられる日も間もなくです。
講座情報等は、引き続きHP講座情報Facebookの協会ページ等でお知らせしてまいりますので
よろしくお願いいたします。

線維筋痛症(FMS) へのヨガセラピーアプローチ

2018年01月30日 | 協会報告

一般社団法人日本ヨガメディカル協会「実践講座 : メディカルヨガ – ヨガの処方箋(20症例)では、実際に教科書で紹介されているポーズの体現を通じ、より患者さんに寄り添えるアプローチを探っていきます。

【リストラティブヨガを活用した動きを伴ったヨガセラピー】

日本でも潜在的に200万人が罹患していると言われるFMS (線維筋痛症)、米国では1500万人の患者数が報告されています。
レディーガガさんの活動休止の原因となった病気です。
原因不明とされる頭痛を伴う疾患へのアプローチ、米国のヨガの書籍にはリラクセーションを中心としたヨガセラピーが導入を始めています。

【体が安心すると、心も安心する】

講座で実践したのは、リストラティブヨガの体勢をとりながら、自らの体、そして動きに意識を向けながら行う腕の上げ下げ。肩周りの運動です。
マインドフルネス、そしてエンボディメントの意識を促しながら、呼吸に合わせ自分の体をゆっくり動かすこと。自分の体との一体感を感じることで、自らの心身へのいたわりと安心感を育んでいくプロセスを参加者自ら実感しました。

似た疾病として慢性疲労症候群、過敏性腸症候群などがあげられていますが、今後も協会ではリラクセーションを中心としたアプローチをご紹介していきたいと思います。
いずれも、講習では実践を中心としています。参加にあたりヨガの経験は問いません。患者さんにをサポートする立場にある方々のご参加をお待ち申し上げております。

【米国での臨床事例はこちら】

繊維筋痛症(FM)患者において包括的ヨガプログラムによる介入が FM 症状と対処に及ぼす影響を調べる
Carson JW, et al. A pilot randomized controlled trial of the Yoga of Awareness program in the
management of fibromyalgia, PAIN,2010; 151: 530–539. Pubmed ID:20946990
http://okat.web.fc2.com/eyoga2015pdf/13-kinkokkakukei-31.pdf

当協会メディカルサポーター 岡孝和先生による日本語構造化抄録より

メディカルヨガ – ヨガの処方箋(20症例)のスケジュールは「講座・勉強会情報」のページをご覧ください。
2018年4月以降は隔週木曜日、御茶ノ水の協会サポートスタジオにて開催を予定しております。
詳細はもう少々お待ちください。

《メディカルヨガ〜ヨガの処方箋のご購入はこちら》