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医療・介護の現場に活かすメディカルヨガ基礎講座(横浜)開催のご報告

2017年05月1日 | 協会報告

2017年4月21日、22日に第2回「医療・介護の現場に活かすメディカルヨガ基礎講座」が開催されました。
既に医療や介護にヨガセラピーを活かされている方、これから活かそうと考えられている方、医療従事者の方など、様々なバックグラウンドの皆様にご参加いただきました。
自らヨガを実践することを大切に、寄り添いながら伝える力を養う本講座、皆様の知識とアイデアが交わり、活かされ、発展する講座でありました。
下記、参加者様からのご感想です。
(ご本人の許可のもとご紹介させていただいております。)

私は看護師の仕事をする中で、処置や治療だけでは満たせない分野があるのではないかな、とずっと思っていました。もちろん、医療は病気を治す上でとても大切なものです。
しかし、医療現場にいる方で、それだけじゃなく患者さんの緊張を解き、治療で頑張りすぎてる自分を癒し、治癒力を高めてくれる何かが必要なのでは、、と考えている方は少なくないと思います。
もちろん、病院に来なくていいように、健康を維持する事もこれから益々重要になってきます。
この講座で勉強できるヨガは、世間一般に知られるヨガはよりも、もっと伝えたい相手に寄り添ったヨガでした。
自分自身もヨガをやっていますが、世間一般に知られているヨガは、体や心が弱ってる時にはハードルが高いものでもあります。
この講座では、病院、介護の現場で、様々な疾患を抱えられている方にも出来るヨガを学ぶ事が出来ますが、ヨガを伝える為の方法を具体的に学び、実技も参加者で実際に行う事で、より具体的にイメージする事が出来ました。
皆さんの様々な経験から出た問題や解決法を考える事で、明日から実際に使える知識を身につける事が出来ました。
ヨガは代替ではなく、補完、であるという事を頭に置き、何のために、医療介護現場でヨガを伝えるのか、自分の中でしっかり整理する事ができました。
こちらで学んだ事は、私たちが今出来る事を、少しずつでもいいから周りの方に伝え始め、寄り添う事を自分なりに続けていく事で、この講座を受けた意味があるのかなと思います。素敵な学びの場をありがとうございました。









講座で学ぶポーズは、疾患を抱えた方やご高齢の方でも行えるように、大変簡単なものになっています。
そのポーズをベースとして、どのようにアレンジしながら目の前の人に寄り添ったヨガを伝えていくのか。
様々な事例を共有しながら、具体的な症状に対するヨガセラピーを組立てグループごとに発表をいたします。
また、ヨガを伝える際の心のあり方についても学びます。
次回は6月5日、6日と東京で開催です。
https://yoga-medical.org/learning/889/
ご参加をお待ち申し上げております。