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協会の想い

2018年06月6日 | コラム,協会報告

メディカルヨガ、ヨガセラピーで大切なこと。

それは、本当に必要としている方へヨガをお届けすることです。

本当に必要としている方とはどんな方でしょう。
ヨガスタジオに来られる方でしょうか。
熱心に運動をされる方でしょうか。

実はその逆
あまり体を動かすことが好きではない方
スポーツクラブなどは敷居が高いと感じている方
何かしらの不調を抱えていて
とても体を動かす気になれない方
そのような方の心を緩めることから
ヨガセラピーは始まります。

世の中には健康に関する情報が溢れ
SNSでは誰もがはつらつと何かしらのスポーツをしているように見えますが
実は世の中のほとんどの人は、自分たちが思っているほど運動好きでなないのです。
そのような現実に、ヨガ好きなインストラクターや筋トレ大好きなトレーナーが
どんなに正論を振りかざしても、興味のない人の心は動かすことは大変難しいことだと思います。

何をしても体調が良くならない、そんなことをきっかけにヨガを始める方は少なくありません。
「ずぼらヨガ」という本の著者である崎田ミナさんもその一人。
そんな崎田さんは、体調不良を改善したくてヨガを始めるときのコツを以下のように書かれています。
『ずぼらヨガ』著者崎田ミナさんー慢性的な体調不良がヨガで改善

ハードルを下げても継続することのほうが大切であり
遥かに身体に良い影響をもたらせてくれること
そして、知ると楽しくなること
身体が変わったり、気づきが得られると
自分が成長したように感じられること
健康に対しての知識が知らず知らず身につくこと
自分で自分をケアすることができるという自信が
自分自身を強くしてくれること…
などなど。
現実は、病気や加齢で実感していただきにくいかもしれません。
それでも、いつの間にか、敷居の高かった運動が、楽しく身近なものになるよう
協会では、ハードルの高いヨガではなく誰でも取り組めるヨガを指導できる人材の育成を通じ、
「体調不良をきっかけにヨガを始め、今ではすっかり運動が楽しくなりました」
「少しくらいの不調は、自分でケアすることができるようになりました」
という方が一人でも増える社会を後押しできたらと思っています。