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SYTAR 2018【ヨガセラピーシンポジウム現地レポート】⑥

2018年06月17日 | コラム

朝の7時から、4部屋に分かれ、様々なテーマでのモーニングプラクティスが行われます。

この部屋では、マルマ、アーユルヴェーダ、ムドラ(手の印)を活用した、ヨガで、主に糖尿病など代謝に問題がある方向けのシークエンスを体験しました。

インシュリンという言葉はもちろん出てこず、消化の力を高めることと、体のめぐりをよくし、神経系を整えること、ということに向けた、ポーズや呼吸法を行いました。

前日のTimothy McCall医師のクラスでのテーマと重なるのですが、セラピーとしてクラスを伝える際に、インドの身体観や哲学、ヨガの専門用語を持ち込むのではなくそれを学んだ上でなお、それらがインドに伝わる伝統的な理論的な土台であることを理解した上で、誰もが知っている理論、例えば呼吸の浅ささや、めぐりの悪さ、姿勢を正していきましょう、と、普通の言葉で説明ができること、それがメディカルヨガを伝える能力の一つであると感じました。