【感謝状】2020年ヨガセラピーの普及への多大なる貢献
お一人目は、平成2年9月25日~9月30日の6日間、東京大学と松本ヘルス・ラボ(市民の健康増進とヘルスケア産業の創出支援に取り組む一般財団法人https://m-health-lab.jp/)による認知症検査アプリ開発のモニタリング調査イベントのサポートとして、65歳から89歳の男女177名の方と椅子を使ったメディカルヨガ に取り組んでくださりました、徳野久美さんです。
徳野さんからのレポートから一部抜粋させていただきます。
「協会の入門講座で使用している4枚のカードを高齢者の方にも読みやすいようにA4に拡大コピーし、準備いたしました。また、協会の新型コロナウイルスガイドラインに従い、手指消毒やマスク・フェイスシールド装着、及び、換気等に配慮し、ソーシャルディスタンスを保つため椅子の間隔も確保しました。椅子の消毒や資料のセットなどは、ご案内の方にサポートいただきました。もともと健康意識の高い比較的お元気な方々、自力でご来場いただけて、検査モニターに適したコミュニケーション及び運動能力を備えた方が参加されていますが、特に安全面に配慮し、お怪我のないよう、運動負荷を加減しながら、お身体を痛めることのないようにお声掛けいたしました。出入りがありますので、繰り返しのプログラムになりますが、中には何周もご一緒してくださる方もいらっしゃいましたので、普段の運動のご様子などをお伺いしながら動きのバリエーションをつけたりしました。ヨガカードをお持ち帰りください、とお伝えすると、皆さまとても喜ばれていました。モニターには、男性の方も半数近く来られていましたが、当初は、男性のご参加は少ないのでは?と予想しておりました。しかし、会場でメディカルヨガの実際の様子をご覧になり、ご案内の方のお声掛けで、女性ばかりでなく多くの男性の方にもご一緒していただくことができました。結果、参加いただけた人数の増加につながりました。」
お二人目は学校での活動のため匿名となりますが、学校現場、養護教諭という立場を活かしヨガセラピーの実践・活動に取り組まれているKeiko先生です。
ヨガを取り入れることにより「子どもたちが、呼吸の大切さや体を動かすことの楽しさ・心地よさを体感し、心身ともに健康に育ってほしい。」という想いのもと前任中学校で少しずつ取組んでいたところ、ロコモ予防の運動器検診が開始されました。また、市内の養護教諭部会の研究も「運動器・ロコモ予防」になり、さらに、小学校への転勤と共に部会の研究担当となり、ロコモ予防を兼ねた運動指導としてヨガを導入しやすい環境に恵まれ、Keiko先生の学校におけるヨガ的アプローチ企画が市内の小・中学校へと広がってきました。
Keiko先生のレポートから一部抜粋させていただきます。
「まず自分が実践し、発信することで取組やすくなるのでは?また、養護教諭自身が体感することが大事ではないか?」と考え、自分の実践を紹介すると共に、部会の中に「心と体ほぐしタイム」を設けたとのことです。
その一部をご紹介いただきましたが、子供たちにもわかりやすい『げんきくんストレッチ』は、校内のみならず他の学校の先生方にも非常に好評とのことです。
その功績をたたえ、2020年の感謝状をお送りさせていただきました。
お二人の活動内容につきましては、後日ヨガセラピー情報サイトにてご紹介させていただきます。