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《代表理事からのご挨拶と年末年始休暇のお知らせ》

2025年12月15日 | 協会報告

本年も一年間、一般社団法人 日本ヨガメディカル協会の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

年の終わりにあたり、あらためて「ヨガの上達とは何か」という問いを皆様と共有したいと思います。 私たちはしばしば、できるポーズが増えること、柔軟性や筋力が向上することを「上達」と捉えがちですが、医療やケアの現場、そして長年の実践を通して感じることは、ヨガの上達とはもっと静かで、外から気づかれにくいような形で起こる変化ではないかということです。

自分の身体や心の状態に、以前よりも早く気づけるようになること。

無理を重ねる前に立ち止まり、休む選択ができるようになること。

思い通りにならない状況の中でも、呼吸を頼りに、今ここに戻ってこられること。

そうした小さな変化の積み重ねこそが、ヨガの確かな成熟なのだと思います。

日本ヨガメディカル協会が大切にしているのは、ヨガを「特別な技術」にすることではなく、日常や医療・ケアの現場に、無理なく根づく実践として育てていくことです。
それは時に遠回りに見えるかもしれませんが、長い時間をかけて人を支える力になります。

今年も、指導者として、医療や福祉、教育の現場で、またご自身や身近な方のために、丁寧にヨガと向き合ってこられた皆さま一人ひとりの歩みが、この協会の土台を支えてくださいました。それぞれのフィールドで、確かな実践が積み重なっていることを、心強く感じています。

来年も、結果を急がず、比べすぎず、それぞれの場所で、それぞれの身体と人生に寄り添うヨガを共に探究していきましょう。

皆さまが穏やかな年末年始を迎えられますよう、そして新しい年が健やかで実りある一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

本年も誠にありがとうございました。 どうぞ良いお年をお迎えください。

一般社団法人 日本ヨガメディカル協会
代表理事
岡部 朋子

今年の事務局年末年始休業は
2025年12月27日(土)~2025年1月4日(日)です。

休業期間中に頂きました「お問い合わせ」は休業明けより順番に対応いたします。
よろしくお願いいたします。