協会レポート&ニュース

HOME / 協会レポート&ニュース / 美智子先生:体験クラス講師【がんサバイバーのためのヨガクラス】会議室

美智子先生:体験クラス講師【がんサバイバーのためのヨガクラス】会議室

2017年10月24日 | 協会報告

第2回メディカルヨガカンファレンス がん患者さんのためのヨガ 〜 Yoga for Cancer 〜 (10月29日)
午後は、患者さんとご家族向けの体験クラスを4部屋にわたって開催します。
プログラムはこちらをご覧ください。
それぞれのクラスの講師の先生のプロフィールと、クラスへの想いをご紹介させていただきます。

がんサバイバーのためのヨガクラス~マット&椅子ヨガver.~/ ◾️会議室◾️

● ムラヤマ美智子先生 ●

◎プロフィール

ヨーガ指導者/アーユルヴェーダ・ヘルスコーディネーター

古典に基づくヨーガとアーユルヴェーダを継続的に学び実践しながら、今に生きるその叡智を中学生からシニアまであらゆる年齢層に指導。5年目を迎えたがんサバイバーのためのクラス、プロアスリートコーチ、国内外アーティストへの指導ヨガ映像監修など活動は多岐に渡る。
Master Sudhakar, Munindra Panda, Dr.Krishna.U.K., Hikaru, Emil Wendel 各氏に師事

◎テーマ(内容)
Yoga as a ‘cancer gift’ 〜がんサバイバーのためのヨーガクラス〜

ゆったり安心してご自身と向き合いながら心身の調和を実践していくヨーガのクラスです。
安全なアーサナ、呼吸を意識的に行う調氣法、瞑想の実習を通して、術前術後も含め治療中のストレスからこわばった心身を解き、可動域を少しずつ確認したり広げてみましょう。

自分の今のベストを無理なく見つけながら、アクティブな時間をお楽しみください。
健全な勇氣や活力、明るく丈夫な心を養うことがテーマです。

がん経験者ご本人のほか、ご家族ご友人、ケアギバー、医療従事者の方々のご参加も大歓迎です。

◎クラスへの想い
”がん患者は運動した方がよいと言われるけれども、どうすればよいのかわからない。”
”からだを動かすにもさまざま制限があるけれど、大丈夫なのだろうか。。。”
そんな不安をお持ちの方に、心身ともに少しでも快適な日常を送るために有益なヨーガを、無理なくかつ効果的に実践していただければと思います。

今回は椅子を使って行いますが、筋力が少々落ちていると感じられている方も、ご自分のペースで行え、また日常にも取り入れていただきやすいスタイルであると同時に十分にヨガ本来の効果効能を受け取れるプログラムとして構築されています。

誰にでも訪れる人生の課題ともいうべき受け入れがたい出来事、
それが時に「がん」という重い響きを伴う病として目の前に差し出された時
この一見もっとも遠くに思える言葉も勇気と明るさをもって取り組むことで
「ギフト=賜物」と実感できる日がやってくるのではないか。それはまさに
真に満たされた思いで穏やかで活力に満ちた日々を「生きる」というヨーガの実践にほかなりません。今までクラスに参加してくださったサバイバーのみなさんからもそれを証明する声をたくさん聴いてきました。
みなさんにとって、明日からまたあらたな時間を生きるために、ご自身の活力を見出せる有益なクラスとなりますよう精一杯努めたいと思います。

※尚、このクラスで使用している “がんサバイバー[cancer survivor]”という言葉は、「がんと診断された直後から、治療を終えた人はもとより、現在治療中である方、そしてその患者家族や友人、またケアを提供する人=いわゆる介護者」という包括的な定義を採用しています。

※クラスで提供されるプログラムは、あくまでも長年にわたって継承されてきたヨーガとアーユルヴェーダの叡智に基づいた知識・実践によって構築されています。「医療行為」や医療分野における「治療・診断」に該当するような指導は一切行いません。あらかじめご了承ください。

ヨガは実践を通じてその効果を体感していただけます。
がん患者さん向けのヨガにも、色々な種類や特色があります。
気になる先生、気になるクラスにぜひ足をお運びください。

体験クラス(2クラス1,000円)のお申し込みはこちらです。
http://yoga-cancer.peatix.com
午前中のカンファレンス(6,000円)にご参加の方は引き続き午後もご参加いただけます。