ヨガクラスの安全な開催における対応ガイドライン(COVID-19) Ver.1
本ガイドラインの目的
緊急事態宣言は一旦解除となりましたが、今後も油断することなく一人一人が予防を心がけながら第二波に備え生活することが求められます。一方で、宣言の解除を受け、ヨガクラスの再開を検討される方も増えてくることが十分に予想されます。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、そしてヨガクラスを開催する主催者、指導者、そして参加者の生命と健康を守るために必要な予防対応指針、そして発生時の具体的な対応に関するガイドラインを作成いたしました。
主催者の責任のもとに判断すべき項目もありますが、対応の不備により事態の悪化が発覚した場合、ヨガ業界全体への活動が自粛要請される可能性は十分にあります。また、感染が起こった場合、参加者のプライバシーや 個人情報を含む生活への影響を最小限とするための配慮も必要となります。ヨガクラスを提供されるすべての皆様に、万全の体制での開催を心掛けていただきますようお願い申し上げます。
一方で、ストレス状況下、呼吸を整え、体を適度に動かし、自分自身と静かに向き合うヨガの役割が見直されてきています。安全や安心が希薄になるような世相の中ですが、ヨガのクラスと同様に安全は制度だけでは守れません。一人一人が自分を大切に守ること、そして自分のことと同じように、他人やコミュニティを大切にしたマナーやエチケットを心がけること、ヨガの指導者が伝えられる安全対策は、自他への慈悲であることを考えると、対面のクラスのみならずオンラインのクラスの可能性も大きく広がっていくと考えています。クラスの開催も一気にではなく、安全を確かめながら、徐々に徐々に行動範囲を広げていきましょう。
そして何より、これまで人類が経験したことのない脅威の最前線で、自分自身やご家族の生命が危険にさらされるような過酷な状況下で献身的な努力をされている医療従事者の方々、そして医療をはじめ、国民の健康と生活を支えてくださっている多くの関係者の皆様に、最大限の敬意と感謝を表します。
2020年5月26日 一般社団法人日本ヨガメディカル協会
代表理事 岡部 朋子
ガイドライン ver. 1 は下記より表示・ダウンロードできます。
https://yoga-medical.box.com/v/covid-19-guideline1
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また、手洗いの徹底に際しては、手洗い場所に具体的な方法の例示が必要です。下記、サラヤ株式会社様の「衛生的手洗い」のページをご紹介させていただきます。ページの下の方に印刷可能なイラストがあります。