~開催報告~ シニアヨガ指導者養成講座 2019.4.29
ヨガメディカル協会
シニアヨガ指導者養成講座 開催報告 2019年4月29日
GW最中にもかかわらず、各地からのご参加を頂きました。
介護に携わるお仕事の方、作業療法士さん、看護師さん、ヨガのインストラクターさん…
すでに高齢者の方々と接していらっしゃる参加者様が多く、圧倒的なシニア人口を感じます。
皆さんで体験しました。
私たちが難なくしている立ったり座ったりって、腰や膝に痛みをもつ高齢者にはどんなに辛いのだろう?
ここに何があれば?立ち、座りの助けになるのだろう?
相手の身になって考える・想像力が必要です。
それは、バスタオルだったり、ブランケットだったり、壁だったり、人の腕や肩だったり。
もちろん椅子は最強の味方です。座面や背もたれは様々な助けになります。
そして、何より、疲れたら座れば良いのですから!!
ヨガに大事な土台、これがふわふわしていると心地よい呼吸ができませんし、何より危険です。
お尻を土台にどっしりと座り、背筋を伸ばしたら、もうゆったりとした呼吸が無意識に始まります。
これで立派なヨガです!
『アーサナ』は『居る』 ここに居る!こと
『アーサナ』は『来てくれてありがとう』 来てくださっただけでヨガです。
シニアの方々がヨガを始める動機は『健康を維持したい! もう少し元気になりたい!』などが多く
若い人達の『やせたい・スタイルを良くしたい』という様な、今の生活+アルファとは大きく違って
今の生活そのものなのです。
皆さんの熱意とフレッシュな笑顔が、気持ちの良い空間を作ります。
さあ、身近にいらっしやるシニアさん達からお元気になって頂きましょう!
朝からみっちり頑張ってくれた9つの背中を頼もしく感じて、この講座を終えました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。< 文責 伊藤典子 >
m3.com 診察時間の合間にできる座りヨガで腰痛・肩こり予防
前回のヨガ部活に引き続き、医師向け会員サイトm3.com様に診察時間の合間にできる「座りヨガ」《動画付》をご紹介いただきました。
医療従事者の専門サイト 【m3.com】
会員の方しか見ることはできませんが、ご覧になれる方はぜひお読みください。
医療従事者の皆様のストレスケアにヨガが役立ち、働き方や休み方、ご家族や患者さんとの向き合い方によい変化がありますことを願っています。
一般会員への入会手続き(PC)
(1) 入会ページで仮登録をします。
まず入会申請ページに行きましょう。
ここをクリックしてください。
上のページになりましたら、氏名、フリガナ、e-mail アドレスを入力し
最後に一番下の緑色の送信ボタンを押します。
すると画面が次のように切り替わります。
登録アドレスにメールが届きます。
(2) メールを開いて本登録をします。
メール本文の以下をクリックします。
下の画面になります。
赤文字の必須欄を全て入力してください。
記入が終わりましたら、利用規約をお読みいただき、
同意いただける場合は、チェックを入れていただき、
確認にお進みください。
「確認」を押すと以下の画面になります。
「新規入会申請を受け付けました」とありますが、これは
ミータスの協会ページ登録であり、この時点では
日本ヨガメディカル協会の一般会員登録のお手続きは完了しておりません
のでご注意ください。
ここから一般会員登録の会費お支払いのお手続きに進みます。
(3)一般会員会費の支払いを行います。
右上 「ログインはこちらから」をクリックします。
登録 メールアドレス とパスワードを入力しログインします。
すると「一般会員新規・更新(一年毎更新)」の青いタブが
出てきますのでここをクリックします。
年会費をお支払方法をお選びいただきます。
※ システム手数料が別途466円かかります。ご了承ください。
支払いが完了しましたら一般会員登録完了となります。
ご入会、誠にありがとうございます。
ミータスのログインページをブックマークに入れておくことをお薦めします。
(4)会員番号を確認してみましょう。
会員番号はミータス会員ページのマイページにてご確認いただけます。
正しく会員登録されている画面
マイページのWeb会員証は下のようなデザインとなります。
こちらの会員番号を使用して会員価格での講座受講が可能です。
正しく一般会員登録が完了していない場合の画面
水色のカードの場合は正しく一般会員登録できていない場合となります。
この場合は、会員価格での講座の受講や
クレドや会員誌、会員メールなどは届きません。
※会員番号も無効となります。
(5)マイページを活用してみましょう。
マイページの下部にあります「会員情報変更」では
講座受講履歴などを記録できます。
認定ヨガセラピストを目指されている方は是非ともご活用ください。
女性の運動不足解消に期待:スポーツ庁
スポーツ庁の鈴木大地長官を表敬訪問してまいりました。「ヨガは女性が手軽に始められるスポーツとして期待しています!」とのお言葉をいただきました。
【マイスポーツプログラム】
スポーツ庁が取組む「生活の中に気軽に取入れられる運動メニュー:マイスポーツプログラム」の中にヨガのポーズが取り入れられていることをご存知でしょうか?わしのポーズや英雄のポーズ、船のポーズ、立ち木のポーズなどが紹介されています。
スポーツ庁の調査によると、スポーツ実施率が低いのは特に20~40代女性なのだそうです。その理由として、体力に自信がない、というだけでなく、仕事や子育てが忙しく運動に時間を割くことができない、自分だけの自由な時間を持てない、あるいは持つことに罪悪感がある、などがあげられています。
スポーツ庁が提案するマイスポーツプログラムは今ある生活の中にちょっとした運動を取り入れリフレッシュするメニューです。その中にあるヨガはいつでもどこでも何もなくても始められ、体力のない方でも楽しめるため、幅広い年代層の女性のニーズを網羅することが可能です。実際、個々の生活に応じた運動を選択すると8割が「続けられる」と回答されたそうです。
マイスポーツプログラムのメニューはスポーツ庁のHPからダウンロードすることができます。行うタイミングや、ポイントなどが写真入りでわかりやすく解説されています。
「メディカルヨガ(新興医学出版社)」とともに「ずぼらヨガ(飛鳥新社)」もお持ちしたところ、漫画っていいよね!と喜んでくださいました。ヨガの良いところは、自分を大切にすること、いつでも始められ、ゆる〜く続けられる点であることを熱く語ってまいりました。
【女子高生にもヨガのゆるさが人気】
実際に鯖江市の女子高生にマイスポーツプログラムを体験してもらった担当職員の女性に伺ったところ、最近の女子高生の間でもやはりゆるい運動は人気があるとのこと。(詳しくはスポーツ庁Web広報マガジンの記事をご覧ください)
鈴木長官ご本人も「ゆる部活」すなわち、これまでのスポ根ではなく体力向上や運動の楽しさを実感するための部活動の視察で神奈川県の厚木北高校のヨガ同好会を訪問されています。(詳しくはスポーツ庁Web広報マガジンの記事をご覧ください)
こちらの記事で鈴木長官は視察レポートのまとめにこのようにおっしゃっています。
「小さい頃のスポーツ体験は、そのまま大人になってからのスポーツ習慣につながります。その環境づくりは、地域や学校、保護者、そして我々のような大人たちが、責任もって取組むべきことです。身体を酷使し、順位や点数を競い合うだけがスポーツではありません。仲間と楽しい時間を共有するための新たな部活動とその効果を、今後広く伝えていきたいと考えています」
これは協会の分科会テーマのひとつである「子供の教育とヨガ」の問題意識に合致するものです。
【女性が輝く社会づくりは心身の健康づくりから】
WHO憲章において「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。」と謳われています。実際、女性のライフスタイルには様々なストレスイベントが待ち受けています。
しかしそライフスタイルに適度な運動と十分な休息を取り入れるという少しの工夫によって、それらのストレスへの対応力は随分違ってきます。それはもちろん、女性だけではありません。日本人の多くが働き盛りに運動不足、睡眠不足から抜け出せずにいます。
ヨガを1つのきっかけとして、日本のこれからのを担う若者たちが、自らを大切にするための運動習慣をできるだけ小さいうちから身につけてほしい、という願いを鈴木長官に伝えてまいりました。
【オフィスでもできるチェアヨガ】
実際に「ずぼらヨガ(飛鳥新社)崎田ミナ著)」の中から、オフィスでもできるチェアヨガを体験いただきました。金メダリストである鈴木長官の肩甲骨の柔らかさにまず驚かされました。
ヨガとストレッチの違いは、呼吸を止めずに意識することです。
ヨガは軽い運動でありながら、心を落ち着ける効果もあります。
アイピローを目の上に置くこともありますが、最近のトレンド、パームピロー(手のひらに置く枕)を体験いただきました。このハート形のピローはおでこに置くこともできます。
協会では4枚のカードを用い、病気の方や運動が苦手な方でもゆるく始められるヨガ(シニアヨガ・ヨガセラピーなど)を指導できる人材を育成していることもお伝えしてまいりました。どのお話にも長官は熱心に耳を傾けてくださり、特に女性の運動不足対策への可能性について高い関心を示してくださりました。
私たちが日本の社会に対してできることをひとつひとつ活動として積み上げてまいりたいと思います。お忙しい中、私ども協会の訪問にお時間をいただき心より感謝いたします。
文責:岡部 朋子(代表理事)