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がん相談サロンでの「ヨガ教室と茶話会」《札幌医科大学附属病院》

2016年11月22日 | 事例レポート

【札幌医科大学附属病院 がん相談サロン】清水八恵先生

札幌医科大学附属病院 がん相談サロンにて月に一回「ヨガ教室と茶話会」を行っています。
治療を終えた方から、通院中の方、入院中の方まで幅広くご参加いただけるよう、
イスに座ったまま安心して行えるチェアヨガと呼吸法、茶話会では気持ちを分かち合っています。

心身の緊張をゆるめ、スペースを広げ、呼吸に意識を向けることに難しいヨガのポーズは必要なく、
「呼吸に気付く」「うたうヨガ」「眠りのヨガ」「発声体操」など毎月テーマを設定し、
患者さんが少しの間でも病気や治療から心を離し、
穏やかで自分に優しい時間を持てるような空間を心掛けています。

ペアワーク(手で背中をさする)も患者さんたちに好評で、みなさん笑顔になり、その後の茶話会に向けて大変良い雰囲気につながります。

このクラスがスタートして二年以上経ちますが、
静かに自己と向き合う時間に幸せを見出している方、
「がん友」との交流で力が沸く方、
退院後、少しずつ体力を回復していきたい方など、
このヨガクラスに対しての目的や感じ方は、人それぞれで、
そ こに、ヨガ講師と病院の臨床心理士や看護師さんが寄り添う形でサポートしています。

☆札幌医科大学附属病院 臨床心理士 米田さんからのコメント
「普段なかなか意識することが難しい呼吸を取り入れることで、 気持ちが静かに、そして穏やかになり、笑顔で帰られる患者さんが多く、「患者である前にたった1人の自分」ということを、ヨガを通して感じている方が多い印象です。」

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メディカルサポートヨガ™北海道minamina
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お問い合わせ: minayoga3737@gmail.com
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