ひとはからだをブランケットで覆われると緊張がやわらぎ安心する
2019年12月2日
愛媛県立医療技術大学 徳永なみじ 先生
看護師は,安心して看護を受けてもらえるように,ケアの際にブランケットで患者さんのからだを覆います。このブランケット保護が,ひとの心身にどのような影響を与えるのかを検証しました。その結果,ブランケット保護には,心理的緊張を緩和し,安心感を与える効果があることが明らかになりました。(日本看護科学学会「看護研究の玉手箱」より抜粋)
研究の概要(スライド)はこちら
https://www.jans.or.jp/uploads/files/committee/tamate201904-06-2.pd
研究の本文(英語)はこちら
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jjns.12138
リストラティブヨガにおいても、安心感を与えるために身体をブランケットで包みます。このことが研究で報告されました。
ヨガセラピーの理論的支柱であるポリヴェーガル理論とともに「安心感を与えることの重要性」により注目が集まることを期待します。
文責:岡部 朋子