ヨガセラピーとは

ヨガセラピーYogatherapy

心身に不調を抱えていても
できるヨガがあります

呼吸を整え、気持ちを落ち着け
これまで感じていた緊張や不安を
前向きな生活習慣に変えていきます

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日本ヨガセラピスト協会では、ヨガの手法を用いたヨガセラピーが患者さまの治療意欲や生活の質の向上させることができる手法であると考え、医療や介護などの現場に取り入れることをご提案、推進しています。
また、患者様ご本人はもちろん、ご家族様、関わる医療者の皆様にもプラスに働く効果が期待できます。

ヨガセラピーは医療の代わりになるものではありません。
これからの医療をサポートしていく立場としての役割を担っていくことを目指しているものです。

ヨガセラピーとは
何ですか？
What is Yogatherapy?

ヨガセラピーとは、簡単なポーズ、深呼吸、リラクゼーションなど
伝統的にヨガで行われてきた手法を活用した、現代人のための健康管理法です。

心が不安定に
なっている方には
安心
身体を動かすことで
改善が見込まれる方には
運動
通院、治療で
疲弊されている方には
休息･回復

運動習慣で改善が見込まれる方には
「適度な運動」を
心や自律神経が
不安定になっている方には
呼吸を整え「安心」を
通院、治療、働きすぎで
疲弊されている方には
「休息、回復」を

これらを一人一人のニーズに合わせ、バランスよく組み合わせたものを総称して
ヨガセラピー（Yogatherapy）と呼んでいます。

ヨガとヨガセラピーの違いは
何ですか？
What is the difference?

健康な人が対象
ヨガのポーズのテクニックを教える
ヨガのポーズに体を合わせる
フィットネスを目的とした練習
グループが対象
体の柔らかい人が賞賛されがち

一人一人のその日の体調にヨガを合わせる
無理をしない、させない、自分を大切にする意識
スローダウン・リラクゼーションを重視
予防、回復の視点を持つ
マンツーマン、あるいは少人数でのクラス
個々人のニーズに合わせた動き、休息、呼吸を重点的に指導
自己回復力のサポート

ヨガとは本来、人と比べず、今という時間を大切にしながら、ゆっくりと呼吸をするということを大切にしており、
そのルールをより重視したものがヨガセラピーであるといえます。

具体的に
どんなことをしますか？
How do you do it?

息をゆっくり吐く練習
疲れない動きやポーズ
姿勢の改善
深い休息・睡眠誘導

体力のない方でも行える！
体を補助具に預けるだけのヨガ

リストラティブヨガ

リラックスできる空間と時間を確保し、自分という存在を
あるがままに受け入れる時間を持つことで
生きている安心感を習慣化していきます。

これまでにわかっている
ヨガの効果
What effects do Yoga?

近年、マインドフルネスというという概念が注目されています。それは、今現在において起こっている経験に注意を向けること、評価や判断をせずに今この時を大切にする、あるがままを受け止めるということです。

ヨガセラピーに取り組む時間はまさにマインドフルネスの実践そのものであり、これらの継続的な取り組みにより様々な身体的、精神的効果を得ることが期待できます。

ヨガセラピーの導入領域
Introduction area

ヨガセラピーは様々な職場や病院・介護施設、地方自治体など
様々な現場での取り組みがスタートしており、活用シーンは様々です。

現場におけるメンタルケア
- 医療、介護関係者のストレスケア
- 患者家族のケア
患者さまのサポート
- 鬱・不安症・トラウマ・パニック
- 神経難病・呼吸器/循環器疾患
- 乳がん・その他がん
- 緩和ケア
- 女性の健康（不妊・産後うつ・更年期）
- 不定愁訴がある方のセルフケア
健康維持・予防活動
- 高齢者の健康寿命維持
- 学生・児童の健康活動

導入事例はこちら

ヨガセラピスト
Yoga therapist

ヨガセラピストとは、このように健康に不安を抱える方にも安全にヨガセラピーを指導できる知識と技術を持った人材であり、当協会では、この人材の育成にも力を入れております。
中でも医療や介護の現場で活動するにあたり、必要な資質、技能の基準を満たしていると協会が認定した人は認定ヨガセラピストとして各現場で活躍しています。