医療関係者の方へ
私たちは医療や介護現場の課題の解決を目指し
ヨガセラピーの導入を提案します。
病気(Dis-Ease)とともにある患者(Patient)さまに、呼吸による安らぎ(Ease)を。
当協会は医療のそばに、Ease (緊張が解け、安らぎのある状態)をつくり出すことによって、患者さまにも、医療者の方にもプラスになる環境を提供することを目指しています。現代医療と同レベルの質の高いエビデンスはありませんが、ヨガの基本に忠実に安全を心がけて行う限り、健康増進に役立てていただけます。
EBMは「最善の根拠」を基に、それに「臨床家の専門性(熟練、技能など)」、「患者の希望・価値観」、「(個々の)臨床の状況」を考え合わせて、より良い医療を目指そうとするものです*。
私たちは研究の成果である根拠(エビデンス)やそれをまとめた診療ガイドラインを一般論として参照しつつ、患者さまの個別の状況や、医療の行われる場の特性も考慮し、ヨガセラピーを希望する一人一人に合った日常生活に取り入れやすいヨガの普及に取り組んでいくことで「より良い医療」を支える役割を担いたいと考えています。
また「ケアする人にこそケアが必要である」ということを理念の中心に据え、患者さまだけでなくご家族や、医療や介護の現場を支える全ての方にストレスケアとしてのヨガをご提案いたします。
エビデンスに基づいた医療について、現在京都大学 公衆衛生大学院で学ぶ 代表 岡部 朋子の見解はこちらをご覧ください。
*Minds ガイドラインライブラリ 「EBMとは?」(京都大学 中山 健夫)
https://minds.jcqhc.or.jp/s/guidance_nakayama_bc_2018
医療や介護が抱える課題
ヨガセラピーによるアプローチ
1.医療やケアに従事する方のケア
燃え尽き
ケアにあたる方がまずしっかりケアされていることが、患者さまや高齢者さまへの良いケア、良い医療にも繋がっていくと考えています。
最前線で働く皆さまを対象としたヨガクラスや研修なども当協会にてサポートを行っております。事例についてはお問合せください。
2.患者さまのエンパワーメント
自立支援(歩行困難、睡眠障害など)
最も効果的な導入方法として、日頃から患者さまや高齢者の方に携わるスタッフが直接指導できるための教育支援も行っております。
また、当協会の認定ヨガセラピストカリキュラムではICF(国際生活機能分類) を学ぶ機会も設けられております。
3.ご家族が羽根を休められる場づくり
病気や要介護者の家族に何かできることはないか、というテーマを共に考えながら、簡単なポーズや呼吸、サポートのヒント(声がけなど)を学び、またご家族さまご自身のケアをしてほしいと考えています。ヨガ教室に足を運ぶことが難しい状況を鑑み、ご自宅で一緒にヨガを楽しんでいただくための個別アドバイスを行うことができるサポーターを育成しています。
4.健康維持、予防活動
フレイルや生活習慣病予防。
健康教育。
ライフスタイル医学における「リラックス」「適度な運動」「睡眠の質の向上」への具体的な介入として、適正な身体活動量の増加、深い腹式呼吸を伴うヨガセラピーをお勧めします。
私たちからのご提案とお願い
患者さまがはじめるきっかけづくりにご協力をお願いします
ヨガセラピーを知る
その可能性について少しでも知っていただきたく、様々な情報公開、試みを行っております。
ヨガセラピーを導入する
ヨガへのハードルは思うほど高くありません。私たちがサポートいたします。
- ● 職場の部活動 / 福利厚生として取り組む
- ● 院内研修の1つにヨガセラピーを取り入れる
- ● 講師を招き定期的なクラスの開催
- ● 入門講座のカードを使って簡単なヨガを練習する
- ● 医療者、もしくはスタッフなど医療関係者が自ら指導する
基本のヨガセラピーがわかるカード
そのための対策と、倫理規定の遵守を徹底いたしております。詳しい規定はこちらをご確認ください。
協会をサポートする
ご賛同、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
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- メディカルサポーターになる
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協会の理念に賛同し医療者としての立場からヨガの健全な普及に努める、協会外部の医療従事者のみなさまを募集しております。メディカルサポーター(医療介護専門職サポーター)につきましてはこちらをご覧ください。
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- サポートホスピタルになる
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協会では、患者さまやご家族、従業員の方々の心のケアのためにヨガセラピーを積極的に取り入れてくださり、普及に向けた広報活動にご協力いただける医療機関・病院・クリニックを募集いたしております。一つの事例が、新たな導入を後押しします。ご協力をお願い申し上げます。
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- パンフレットの配布
日本ヨガメディカル協会会員、メディカルサポーター限定のヨガセラピー説明用パンフレット(有料)をご用意しております。
ヨガセラピーの周知、理解促進にご利用ください。
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- SNSフォロー、シェアなどの発信
- 日本ヨガメディカル協会では各種SNSにて情報を発信しております。フォローいただき、記事のシェア等による拡散にご協力をお願い致します。