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ヨガ界での♯me too

2018年04月20日

先日全米ヨガアライアンスで更新の登録を試みたところ、セクシャルハラスメントに関する意思表明のポップアップが複数出現し、同意するか否かを訊ねられました。
様々な世界で持ち上がっている♯me tooですが、ヨガ界においても人ごとではありません。

ヨガ界に衝撃走る、ヨギのセクハラ#MeTooストーリー

当協会では

・ヨガセラピーを伝える相手とプロフェッショナルとしての距離感を確保します。
・ヨガセラピーを伝える相手と性的な関係を持ちません。
・かつてヨガセラピーを伝えたことがある相手とも、今や今後伝えていく相手とも、性的な関係と疑われるような行動には気をつけます。

という倫理規定を定めています。
しかしながら、明示するまでもなくこれらは職業人としては当然のことであり、ヨガセラピストが対人援助職である以上、セクシャルな問題に限らずあらゆるハラスメントに注意をはらう必要があります。
(感情労働についての記事はこちら

ハラスメントとは
「行為者本人の意識の有無に関わらず、相手を不快にさせたり、自身の尊厳を傷つけられたと感じたりさせる発言や行動」のこと。
そこから考えれば、
相手の方がどのように感じられているかの全てを正確に知ることは不可能であることを知ったその上で、相手に寄り添う姿勢で接していくこと
常日頃から、お互いに遠慮なく気持ちを伝えあえるような信頼関係を築き、万が一不快な気持ちを伝えられたときには丁寧に謝罪し、今後の関係性を再構築し直そうとする謙虚な姿勢を常に持っていること
により、思わしくない事態は回避できるのではないでしょうか?

そしてそもそもこれらの姿勢は、ヨガセラピストとしての職務そのものといっても過言ではないでしょう。

この世の私たち誰もが、相手を完全に知るということはできません。
それでも胸に手を当てて呼吸するとき、相手と私は違うのだと知ることはいつでもできるのです。

(松原 昌代)